【176】＿＿神林SIDE ページ17
神林「血が繋がってないだの、裏の仕事してるだの、関係ねぇだろ…ソイツにとっては」
『え？』
神林「迷惑かけても変わらず接してくれるっつーことは、んな事じゃお前を見捨てたりしねぇっていう野郎なんだろ」
『……まぁ』
神林「なら、迷惑とか考えてやるな。そいつはただ、お前を心配してんだよ」
ソイツの年齢がいくつか知らねぇが、コイツよりは上なんだろう。大人っぽいとも言っていたし、俺よりも上の可能性がある。
カタギの人間は、コイツの職業を聞いただけで離れていくことが多い。そんな中で、何も変わらず傍にいてくれるっつーことは、コイツのことを相当気にかけてるって事なんだろう。
神林「実里だって、オマエの事心配してたぞ」
『あのオカマは、いつも口ばっかりだろ』
神林「バーカ。長い付き合いしてたが、あいつがタダで、しかもお前みたいなクソガキを丁寧に治療するなんて…俺が知る限りいねーよ」
腕はいいが、かなり性格が気難しい奴だ。あと、金にはとことん煩い。
そんなアイツが、俺の呼びかけに１度で答えて……あんなにののしりあっていたコイツに対して、タダで治療をして、俺に忠告まで残したって事は…コイツのことを相当気にかけてる。
周りの奴らの優しさに、気づいてねぇんだろうな。
いや、気づけない場所まで堕ちていったのか……。
神林「無理に背ェ伸ばす必要なんてねぇんだよ」
『……』
神林「頼れる野郎がいるんだったら、素直に頼っておけよ。それがそいつらの為だ。
それに、俺が本当にお前の兄貴なら………お前をそんな風にした奴等を許しちゃおけねぇよ」
『それは…まぁ……』
神林「家族なんだろ、だったら頼ってやれよ」
俺がそう言うと、異なる両目が見開いた。
あー、西門みてぇに臭ぇ事いってる気がする。ここに俺以外いないことが救いだな。
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テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» せ、宣伝下さりありがとうございます！お友達BAE推しなんですね！もしこちらに赴く機会があればぜひとも仲良くしたいです！（笑） (2021年9月13日 19時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - アレン推しなんですね！私の友達にもBAE推しの子がいて仲良くなれそうですねwwwもちろんその子にもこの小説おすすめしましたよ！ (2021年9月13日 16時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» 椿さん、出したかったんです！情報全然ないからキャラクターつかめてるか分からないですけど…。コズメズ好きなんですね！私はアレン推しです！ (2021年9月10日 23時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 椿さんがでてくるとは....。椿さん結構好きなので嬉しいです！でも推しは那由汰＆珂波汰ですw (2021年9月10日 21時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» らむね様！本当に何度もコメント下さりありがとうございます。夢主さんのイメージを気に入ってくださり、光栄です！今後とも頑張っていきますので、よろしくお願いします！ (2021年9月5日 20時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年8月17日 23時
