【122】＿＿BAE SIDE ページ5
アン「アレンー、お風呂掃除しててねー」
夏準「ついでに洗濯物もお願いしますね」
アレン「ぐっ…よ、容赦なしか、お前等」
夕飯を外で(アレンのお金)で済ませたBAEの3人。
事あるごとに2人は、アレンに家事を押し付けている。
しかし、当面の家事をすることに容認してしまったアレンは2人の為にせっせと体を動かす。
はあと溜息を吐きながら、2人に言われるがまま家を走り回る。
それと対照的に、リビングでリラックスしている2人。
その時、ピンポーンッと家のチャイムが鳴った。
が、リビングの2人は動こうとせず。
アン「アレンー、誰か来たー」
アレン「それも俺が出るのか！？」
夏準「何言っているんですか、当たり前でしょう？ほら、配達でもなんでも人を待たせているんですから」
アレン「くっ、お…鬼ども」
ギギッと歯を食いしばり、手を止めて玄関へ駆けた。
「すいません」と遅れた謝罪をし、扉を開ける。そしてギョッと目を見開いた。
アレン「…あ、あの……ど、どちらさまで？」
アレンの目の前には生地のしっかりとした背広に身を包んだ白髪の少年が立っていた。
？「朱雀野アレン様ですね」
アレン「え……あ、はい」
？「BAEのお二方もご一緒ですか？」
アレン「……あ、まぁ」
？「ではこちらを。3人で開封してください」
少年は懐から1枚の封筒を差し出す。それは清潔さを感じる白色の洋封筒だった。
アレン「こ、これは…？」
？「必ず3人そろって開封下さい。それでは、夜分遅くに失礼いたしました」
アレン「え、ちょっと…」
少年は丁寧に一礼すると、背を向け、傍に着けていた高級車に乗り、あっという間に去っていった。ポカーンと残されたアレンは封筒に視線を降ろし、扉を閉めた。
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テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» 展開怒涛過ぎますよね。CD内以外のストーリーはほぼ妄想なので、楽しんでいただければ幸いです！ｋろえからも頑張ります (2021年8月16日 0時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - どんどんすごい展開になってきてますね！応援してます！ (2021年8月15日 22時) (レス) id: be5ec27fa6 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ありがとうございます！ほとんどがオリジナル展開ですが、今後とも頑張って続けていくので応援よろしくお願いします！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 一気読みさせてもらいました！めちゃくちゃ面白かったです！更新頑張ってください！！！ (2021年8月8日 6時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - 沙羅さん» ありがとうございます！パラライを知っている方、好きな方が中々いらっしゃらないので、そのようなコメントは嬉しいです！夜叉様との絡みもしたいです！今後ドラマCDの展開が読めないので、追々と考えておりますが、ご期待下さい！ (2021年7月27日 0時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年7月25日 19時
