【112】 ページ20
上品な商業施設と雑居のビルが周りに立ち並んでいる。
その内１つのタワーマンションに案内される。どうやらここでシェアハウスしてるみたいだ。
大学生3人なのに良い所住んでるな、と聞いたら燕夏準の持ち物らしい。
クソ、金持ちがっ。
玄関から入ってすぐ左手にあるリビングに通される。
テレビやソファがあって、所々レコードやメイク道具があるが、綺麗に整えられていた。
アレン「ここ座っててくれ、俺のトラックノート持ってくるから！」
『え、あ………聞いてないし』
一先ず、テレビ前にあるソファに腰を下ろす。
しかし、凄いイキイキしていたな……そんなに友達がいないだろうか。
ふと、視界を移すと戸棚にはレコードやCDが綺麗に飾られていた。
その内の1つには見覚えがある。
『…武雷管のＣＤ』
HIP HOPやっている奴なら知らぬ者はいないだろう伝説のチーム。
神棚みたいに大事にしているってことは、リスペクトしているんだろうな。
ぼんやりとそれを観察しているとバタバタッと廊下から凄い音がした。
ほどなくしてバタンッ！とリビングの扉がけ破られ、朱雀野が入ってくる。
その手には大量のノートとレコードが。
『…それ全部お前の？』
アレン「あぁ！今まで書き溜めたノートと、溜めてきたコレクション！これとか知ってるか！？」
『……まぁ、知っている曲ばかりだけど………武雷管のが多いな』
アレン「武雷管は俺の憧れだからな！HIP HOPの頂点にして、俺らが超えなきゃいけない壁なんだ！お前も好きなのか？」
『まぁ、好きか嫌いかと言えば…そりゃ好きだけど「だよな！」煩っ』
近距離でそんな騒がないでくれよ、仔犬か。
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テルミヤコウジ(プロフ) - KARAKARA666_さん» ありがとうございます！これからも更新続けていきますので、よろしくお願いします！ (2022年1月9日 9時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
KARAKARA666_(プロフ) - 素敵な作品を作ってくださりありがとうございます。これからも楽しみにしています (2022年1月8日 2時) (レス) id: c4cee0671b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年7月17日 23時
