[鬼滅の刃] 黒い鬼姫

２話 ページ3

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炭治郎「...手拭いが落ちましたよ」

「あ、ありがとう...こんな人混みの中でよく分かったわね」

炭治郎「はい！嗅覚には自信があるので！」


私の匂いを覚えられた？いや、鬼とはバレていないからすぐ忘れるはず...
余計な心配はやめよう。無駄なだけだ

さっきはまだ喰らうには早いと思ったけど...案外早いうちに始末した方が良いかも...



そろそろ人の肉が食べたくなってきたわ、人気のないところに行こう



「竈門炭治郎と竈門禰豆子...あの２人を喰らえばお兄様はもっと強い鬼になれる...」

男「お〜いそこの嬢ちゃん。１人でどうしたのかな〜？迷子にでもなったのか？ひっく」


また会った時に考えようと思った時、酔い潰れているのか真っ赤な顔の男が近づいてきた。そして私の肩に手を回し


男「おじちゃんが一緒に探してやろうか？ヘヘ」

「...卑賎な人間が...」

男「あ？...ウッ...グハッ...」


男は私が手で腕を引っ掻いただけで血を吐き、倒れた


「こんな人間の肉なんて喰らおうとも思わないわ...」


肉を喰らうために人気のないところまで来たがこんな卑賎な男の肉なんて見るからに不味そうだ

私は男を踏みつけ再び歩き出した




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