27話 ページ27
夢主side
『就寝時間までは皆といたいからそっちの部屋に行くけどな』
神「そうですか」
濱「何から何まですみません」
『いいんだ。シーツの洗濯は今日中に行って綺麗にしておくよ』
大「じゃあ持ってきた荷物を移動させましょう！」
濱「はい！」
『杏奈、私は病院に行ってくるよ』
神「わかりました。気をつけてくださいね！」
〈病室〉
『失礼します』
豪「Aか…」
『いかにもAです。私で悪かったな』
豪「そういう意味じゃないんだ。むしろ逆の意味で」
『そうか…足の調子はどうだ？』
豪「昨日よりはだいぶマシになったよ」
『…サッカー一筋だった修也にとってはここでは苦痛でしかないな』
豪「ああ…俺にとってサッカーはなくてはならないものだからな。そういうAはいつからサッカーをしていたんだ？」
『いつから、か…気づいたときにはもうしていたから…4歳か5歳の時からなんじゃないか？』
豪「そんな早くから…」
『正確にはボールを追いかけ始めたのが4、5歳の時ってわけだ。ボールを蹴るのは6歳になってからだった気がするけどな』
豪「じゃあ俺よりもサッカー経験者なわけだ」
『だが技術に関しては修也の方が上な気がするが…』
豪「この間の試合を見てわかった。俺はサッカーに関しては全てAに負けてるんだってな」
『？どういうことだ…？』
豪「相手を躱すときの無駄のない動き、スピード、そしてシュート。どれも負けているんだ。どれだけ特訓してもAには勝てそうにない…」
その時豪炎寺の頭に軽い衝撃が走った
上を向くとAがこちらを見ていた
豪「A…？」
『そんなこと言うな！私だって最初はそんなことで悩んでいた。どうしたら世界に届くか…それでも特訓を続けた！たくさん努力した！そのおかげで今こんな風に戦えている！やる前から諦めてどうする！
今は怪我でできないかもしれない。でも怪我が治った後にたくさん特訓して、たくさん努力をして！私を超えてみろ！』
豪「！」
『私を超えてみせろ！豪炎寺修也！』
豪「…ああ！絶対に超えてみせる！」
『ああそのいきだ！』
豪「ありがとうな」
『これはあくまで応援、背中を押したつもりだ。怪我が治ったらPK戦してやるから、お前の壁になって待ってるぞ』
豪「ああ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アリス - イラスト上手すぎでしょ！！むちゃくちゃかわいいんですけど！更新頑張って下さい！続き楽しみにいています(^o^)/ (2020年6月20日 15時) (
レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
せいぽよ - 面白かっです！ 続きが凄く気になりますね〜。 これからも更新頑張ってください！ (2020年4月16日 18時) (レス) id: ea5046adc7 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 面白かったです！！！続き早くみたいです…。 (2020年3月21日 0時) (レス) id: e6f451711b (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - はじめましてです。アレスとオリオンはどっちも観てたので、読んでて面白かったです。イラスト可愛すぎて惚れました！上手い！羨ましい限りです！ (2020年2月9日 11時) (レス) id: e9ced4fa6c (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - かなえさん» 雷門の試合は結構飛ばしてたんですけど、わかりやすいって思ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年1月3日 22時) (レス) id: 51002aeb11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Narumi | 作成日時：2019年12月24日 14時
