私は野坂悠馬の姉２【アレスの天秤】 (ページ4)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:61,438 hit

54話ページ4

夢主side

試合に視線を戻せば、マークを振り切った貴利名から明日人にボールが渡りそのままゴールを決め一点差まで追い詰めた

そして白恋の連携を見破った雷門はそのままの勢いで攻め上がる

そして半太の新たな必殺技で雷門は同点に追いついた

つ「わ、私服部くんが本物の忍者に見えてきました！」

杏「私も…」

『半太ノリノリだな。もう残り時間1分…そろそろ出番だぞのりか』

試合が再開し、白恋はサインなしで連携プレーを始めた

サインがなくなったことで雷門は一気にゴールまで攻め込まれてしまう

そして吹雪兄弟と白兎屋の必殺技が雷門ゴールに襲い掛かる

だがのりかの新たな必殺技〔マーメイドヴェール〕で白恋の技を見事に受け止めていた

『のりか出来たじゃないか。今日の試合は我々の勝利だ。さて…明日人！あの技を使え！』

稲「あの技はまだ未完成ですよ！？」

『お前ならできる！お前とサスケなら！』

稲「！…はい！」

小「やってやるぜ！」

明日人はボールを奪おうとゴールまで戻ってくるが、アツヤのシュートが炸裂する

稲「今だ！いくぞ小僧丸！」

小「おう！」

稲小〔カウンタードライブ〕

明日人とサスケの相手シュートを利用したカウンターシュートが相手ゴールに突き刺さり雷門はようやく勝ち越した

そしてここで試合終了のホイッスルがなり、雷門は二回戦も勝利を収めた

染「素晴らしいチームワークだった。負けたのは悔しいが元雷門イレブンとしては誇りに思うぞ」

稲「はい！ありがとうございます！」

『やあ竜吾久しぶりだな』

明日奈は染岡の背後で満面の笑みで近づいてくる

『とてもいい試合だったな。……ところでお前と士郎俺に向けて何か失礼なことでも言わなかったか？』

染「な、なんのことだ？;」

染岡は明日奈から視線を反らし冷や汗をかいている

士「そ、そんなことないよ！」

士郎も視線を反らし冷や汗をかいていた

『おいおい忘れたわけじゃないだろう？俺が地獄耳だってこと。“怪物”だとか“猛毒”だとか言ってただろう？』

染「(そうだった！やべぇ…;;)」

士「(どうしよう…完全に忘れてたよ！？)」

『さあ答えろ士郎、竜吾』

士染「すいませんでした！！」

染岡と士郎はその場で勢いよく土下座した。それを見ていた白恋の選手たちは唖然としていた

ア「へぇ染岡があそこまで怯えるなんてな。ビビってやんの」

染「んだとアツヤ！」