私は野坂悠馬の姉【アレスの天秤】 (ページ44)

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44話ページ44

佐久間side

あの後源田と明日奈さんは“ご飯が終わったら勉強会を始める”と言い残して戻って行った

成「大丈夫か？二人とも」

寺「ああ、なんとかな…」

辺「にしても源田怖かったな…」

佐「お前らが勉強しないからだろ…(呆)」

寺「でも俺らが悪いのは事実だ。お前らは気にするな」

辺「そうだよ…」

洞「わああ！寺門さんと辺見さんがおかしくなりましたよ！？」

成「救急車！救急車ー！」

佐「2人とも落ち着け！そんなに騒いでたら…」

バンッ

源「お前らうるさい！」

明日奈「もう少し静かにできないのか？」

こうして勉強会がスタートした

佐「明日奈さんここ教えてもらえますか？」

明日奈「ここはこうしてこうすると…こうなるだろ？その後にこれをこっちに持ってくると計算できるぞ」

佐「ありがとうございます！」

明日奈「また分からなくなったらもってこい。教えてやるから」

源「明日奈さんすいませんどっちか相手してくれませんか？」

明日奈「じゃあ俺は渡相手するから幸次郎は大貴を頼む。幸次郎も分からなくなったら聞けよ」

源「はい！」

明日奈さんは忙しい。いろんな人に頼られている。でも俺は…帝国の参謀の右腕として役に立っているだろうか？

明日奈「次郎！秀一郎の相手してもらってもいいか？」

でも

佐「わかりました！」

明日奈さんは俺を頼ってくれてると思う。さっきだってそうだった

源田に声をかける前に俺に声をかけてくれて、嬉しかった

俺の自己解決かもしれないけど…それでも嬉しかった。

今日、明日奈さんに一生ついていこうと改めて思った

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夢主side

結局その日の勉強会は夜中まで続き今は渡と大貴が爆睡している

幸次郎は顔がこくんこくんとなっている。大変だったもんな…

『幸次郎もう寝ていいんだぞ？渡と大貴は俺が部屋まで連れて行くから』

源「いえ…大丈夫です。あと…少しなので…」

『無理をするな。先にお前から連れて行くか』

そう言って俺は幸次郎を横抱き(世間でいうお姫様抱っこ)をして幸次郎を部屋まで連れて行った

源「ありがとう…ございます」

『ああ、今日はもう休め。お疲れ様でした』(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

源「はい…お疲れ様…でし…た…………すぅ…すぅ…」

そのあと明日奈は渡と大貴を横抱きして二人の部屋まで運んだらしい

寺辺「ありがとうございました！」