私は蜂屋蓮司の彼女〜5→9〜

part4 ページ5

ｶﾞﾔｶﾞﾔ…

今日も騒がしいなー。当たり前か、ここパーティー会場だもん(笑)

今、蓮司の顔パスで入れるパーティーに来ている。

顔パスとか凄いな、さすが渋谷王子！

蓮司は、遠くの方で女の子を物色中

私は、由希ちゃんと一緒に座ってる

A「はぁ…」

ここに来て何回目かのため息

由「そんなに嫌なら、来なきゃいいじゃん！」

A「そうなんだけどねー」

蓮司の女遊びには、慣れてきてるつもりだけど…

由「自分を痛めつけに来てるように、見えるけど？」

A「そう？」

由「なんで、わざわざ来るかなー？」

A「慣れるため？かなー」

由「？」

A「蓮司の女遊びに慣れるために来てるんだよねー(笑)」

由「そっか…」

ふと蓮司と目があったが、すぐに逸らされた。

こういう時だけ、冷たいんだから！

由「そうだ！」

A「どうしたの！？」

由「嫉妬さればいいんだよ!!」

A「えっ！？」

由「だから、嫉妬させるの！」

由「Aちゃんが、他の男の人にくっついて、イチャイチャすれば、嫉妬するはず！」

A「そうかなー」

由「絶対上手くいく！それにはー」

A「？」

由「その、ドレスを脱ぐこと！」

A「えっ！？」

そう、夜の私はドレス姿。
そのドレスは、蓮司が買ってくれたのがほとんど…由希ちゃんはそれを知ってる

由「そんなの来てたら、ダメだからね!!新しい、ドレス買って!!男遊びをする！」

A「えっ、でもー」

由「つべこべ言わないで、明日やるよ!!」

A「わかったー」

この子本当にあれかよ…

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