樹の彼女は吉野ちゃん 2nd

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樹side



『ホットケーキはー、これとこれと、、』


樹「俺が作るってば」




Aはあっちで座っててって言ってるのに、俺じゃ心配だからとか言ってる




『うーん、ダメだよー昨日も仕事で疲れてるんだし』



ホットケーキミックスの裏を見て食材を冷蔵庫から出しながら話す



『よしおっけい』


樹「俺がやりたいの」


『はいフライパン！』


樹「聞いてないし…」


『火傷したら大変』


樹「こっちのセリフ」


『油敷いてー』


樹「ねえ」


『うん？…うわっ』



フライパンが握られた右手を優しく取っ手から離し両腕を後ろから俺の腰に巻き付ける




『…樹？』


樹「俺が作るから。心配なら後ろから見てて」


『ほんとに大丈夫？』


樹「いいから見てろって〜」






作り始めてだいぶ経ちだいたいできあがり



『上手いね作るの』


樹「だから言ったじゃん」


『私ずっとくっ付いてて動きずらくなかった？』


樹「うん可愛いから」


『意味わかんな…』


樹「はい完成」


『美味しそ！メープル取ってくる！』





冷蔵庫にあるそれを取りに離れちゃったA




俺は皿を運んでダイニングテーブルに運ぶ




樹「よっと」


『あったあった』


樹「Aそっちね」


『樹少なくない？』


樹「Aホットケーキ好きでしょ。俺は少しでいい」


『また太らせる。』



もーとか言いながら椅子に座るけど確実に嬉しそうな顔



『いただきます！！』


樹「どう？」


『…私が作るより美味しいじゃん…笑』


樹「よかった笑」


『ほんとおいしい』


樹「女子って食べる前に写真撮るもんじゃないっけ」


『あっ…』


樹「可愛くないな〜」


『あんまり美味しそうだから…笑』


樹「Aらしい」




パクパク食べるAをカメラロールに3枚収めて先に食べ終わる



『樹早い！』


樹「ゆっくり食べな笑俺ブログ書く」


『私も最近あげてないな〜』





【藤原樹モバ】





こんにちわ。今日はオフなのでAとゆっくり過ごしてます。



皆さんは1日休み何をしますか？



僕は出掛けるのも良いけどこうやってAとマースと一緒にゆっくりする日も大事にしてます。



最近マースに妬き妬きしてる子がいるのでちゃんと慰めます。









甘々A久しぶりでかなり可愛いです。



後で北さんに報告します。



では。

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