ひみつ ページ32
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それから2日後
軽井沢に着てく服を買ったあと
マユちゃんとふたりでご飯食べながら、お喋り
もう22時になっちゃった
話題はもちろん佐野先輩のことだけど
本当に言いたいことは言えないっていう、苦しい状態
マユ「ふぅーん、よくわかんないけど、もっと仲良くなったってこと？」
A「うん、そう。そうなの。わたしが一方的に思ってるだけかもしれないけど。」
マユ「えー…で、何があったの？」
A「……それは言えない。」
マユ「ほんとなに。笑 ふたりして。笑」
A「ふたりして？」
ストロー咥えながら聞いたら
マユちゃん、綺麗な顔で笑って
マユ「佐野先輩とラインしててね、」
A「え！ライン？マユちゃん、先輩とラインしてるの？」
マユ「え？うん。べつに大した内容じゃないけど。」
うそ！なにそれ
いいなあ
わたし勇気なくて 全然できないのに
マユ「それでね、おととい？だったかな。Aの話になってね。」
A「ええ、」
マユ「なんだっけ、夜中に会ったんでしょ。」
A「え！まって、どこまで聞いたの？」
マユ「夜中にAと会って、めちゃくちゃ走ったって。笑 でも、なんで？って聞いても教えてくれなかった。俺とAのひみつ、だって。笑」
A「ええ…」
俺とAのひみつ…
なにそれ、ドキドキするよ！
A「ほ、他には！？」
マユ「うーん…あ、なんか、あいつは泣き虫だって。すぐ泣くって。」
A「…え、それって、めんどくさいって意味かな…」
マユ「ううん。そんな感じじゃなかったよ。」
A「ほんと？」
マユ「うん。わたしが、そこも可愛いじゃないですかって言ったら、まあねって。」
A「まあね！？」
やばい、なんか、めちゃくちゃ嬉しい！
目を見て話すのも好きだけど
でも、人づてに聞く話って、また違う嬉しさがある
片思いって、これだからやめられない
A「…もうわたし、決めたの。絶対ね、告白する！」
マユ「…なんか前もそんなこと言ってなかった？」
A「あのときはね、サヤさんと別れたらって思ってたけど…ちょっと、まあ、うん。色々あって。」
マユ「ふうん。今回は大丈夫なの？」
A「…うん。なんていうか…先輩の彼女になりたいからっていうより…なんかもう、だって、うっかり言っちゃいそうなんだもん。好きって。」
マユ「そっか。笑 けどなんか、ふつうにいけそう。」
マユちゃん、当たり前みたいな顔で、そう言った
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maki(プロフ) - 今まで何お話、読み返したら、やっぱり佐野先輩とうまくいってほしい。。(;_;)先輩！！何してんのーー！！！ (2018年8月5日 7時) (
レス) id: 9583ac788f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - ほんとに今一番大好きな小説です。全然話長くしていただいてかまいません！笑更新これからも楽しみにしていますので大変だと思いますが頑張ってくださいね！ (2018年7月5日 23時) (レス) id: cb039e5484 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - きなこさんは更新率が高いことだけが取り柄だなんて、全然まったくそんなことないですよ(^^)きなこさんのお話を読むだけで元気になれます。いつもお話を読めること本当に嬉しいです。これからも応援しています。きなこさんの思ったまま書いてください！ (2018年7月5日 23時) (レス) id: 49103f1761 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - さいくぅー (2018年7月5日 22時) (レス) id: 527ff0df55 (このIDを非表示/違反報告)
涼夏 - もうきなこさんの伏線が楽しみすぎます!!楽しみにしてます!! (2018年7月5日 22時) (レス) id: c6b1080ab1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2018年6月16日 21時
