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カラオケ ページ2





ママ『もぉー、終電で絶対帰るって言ってたでしょ!』

A「ごめんなさい。」

ママ『本当に大丈夫なの?』

A「うん、あの…一人暮らししてる子の家だし…」

ママ『ご迷惑じゃないかしら。』

A「大丈夫、うん。」

ママ『本当に女の子だけ?』

A「あ、うん、えと…そう。」


罪悪感で、胸がいっぱい
ママに嘘ついちゃった


ママ『じゃあ明日は長居しないですぐ帰ってくるのよ。パパには上手く言っとくから。』

A「ありがとう、ごめんね。」


おやすみって言い残し、通話を切る
振り向くと みんな待っててくれて


亜嵐「嘘ついてんの〜笑」

A「だってー…」

マユ「Aのとこ厳しいもんね。ほんとのこと言ったら絶対ダメって言われる。笑」

A「そうなの。仕方なく。」

玲於「…ほんとにいーの?俺、べつにお前がダメなら一緒に帰るけど。」


…きゅん
なにそれ、優しすぎるよ
そんなこと言われたら、きっとみんな好きになっちゃう


A「…大丈夫…」

マユ「はぁー、佐野先輩ってずるいなあ。」

玲於「え?笑」

マユ「よし、行こ行こ。せっかくお許しもらったもんね。」


マユちゃん
そう言って、私の手を引いてお店に入ってく
続いて来た白濱先輩が受付済ませてくれて
みんなで4階に上がった


玲於「わーお、広。」

マユ「夢の国帰りにカラオケオールって!わたし絶対寝る気がする…!」

亜嵐「じゃあさ、最初に寝たヤツ罰ゲームしよ。」

玲於「うわうわ、出た。」

亜嵐「なにしよっかな〜、あのー、一階のさ、ドリンクバーの飲み物全部混ぜて飲むっていう、」

玲於「え、いや小学生の脳みそすぎてビビったんだけど。」

A「あは、ほんと。」

玲於「ね。笑」

亜嵐「いやいやなんで!?笑 結構キツくね!?笑」

マユ「一発ギャグとかくるかと思った。」

玲於「俺も俺も。」


そんなこと話しながら長椅子に座る
隣は当たり前みたいに、佐野先輩
慣れないな
いつまで経ってもドキドキする


マユ「何か頼みます?お酒は?」

亜嵐「あー飲もっかな。玲於も飲むでしょ。」

玲於「…いや、俺やめとく。」

亜嵐「え?マジ?」

マユ「じゃあわたしが付き合います。」

亜嵐「うわ頼もし〜。」

マユ「でもカラオケって高いからなー…」

亜嵐「先輩が奢りますって!」

マユ「え!うっそー優しい!」


メニュー見ながら騒ぐ二人をよそに
こっそり 佐野先輩がわたしに声をかけた


玲於「ね、ジュース、取り行こ。」


タイプ→←じゃれあい



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maki(プロフ) - 今まで何お話、読み返したら、やっぱり佐野先輩とうまくいってほしい。。(;_;)先輩!!何してんのーー!!! (2018年8月5日 7時) (レス) id: 9583ac788f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - ほんとに今一番大好きな小説です。全然話長くしていただいてかまいません!笑更新これからも楽しみにしていますので大変だと思いますが頑張ってくださいね! (2018年7月5日 23時) (レス) id: cb039e5484 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - きなこさんは更新率が高いことだけが取り柄だなんて、全然まったくそんなことないですよ(^^)きなこさんのお話を読むだけで元気になれます。いつもお話を読めること本当に嬉しいです。これからも応援しています。きなこさんの思ったまま書いてください! (2018年7月5日 23時) (レス) id: 49103f1761 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - さいくぅー (2018年7月5日 22時) (レス) id: 527ff0df55 (このIDを非表示/違反報告)
涼夏 - もうきなこさんの伏線が楽しみすぎます!!楽しみにしてます!! (2018年7月5日 22時) (レス) id: c6b1080ab1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きなこ | 作成日時:2018年6月16日 21時

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