涼太くん ページ38
玲於side
すっごく美人なの!
性格も本当に良くて!
悪いとこ無しだよ!
昨日の夜
Aが熱弁してた、ユリさん
どうやら俺に紹介してくれるらしい
美人なコ、大歓迎
性格良いコ、大歓迎
悪いとこ無しなんて、そんなの会わない理由がない
涼太「玲於、これ食べた?めっちゃ美味しいよ。」
玲於「あ、うん。食べる。」
涼太「どうしたの、スケジュールなんか見て。」
仕事終わり
涼太くんとふたり メシにきて
ちょうど席に着いたところで、Aからラインが届いた
ご飯行く日候補あげといて
わたしがバイト終わるまでに
って
玲於「いやーちょっとね。まあ、ね。」
涼太「ねえなんか最近内緒事多くない?笑」
玲於「いやいや、そんなんじゃないけど。」
涼太「あの幼なじみちゃん?」
玲於「まあそんな感じ。」
すっかりメンバーに定着した
幼なじみちゃん
亜嵐くんだけは、Aちゃんって呼ぶけど
玲於「あいつがさ、美人のコ紹介してくれるって。」
涼太「え、そうなの?」
玲於「うん。」
涼太「えー、なんだ。ほんとに何もないんだね。一緒に住んでんのに。」
玲於「あのね、ほんっとに無いから。あいつの両親にも誓ったし。手出さないって。」
涼太「半分彼女なのに?」
玲於「だからそんな良いもんじゃないって。酷いよ、ほんと。朝起きねーし。」
この前はご飯の水量間違えたとか言って
すげーどろっどろの米食わされた
食費にあてろって言って渡した金で
わんさかスナック菓子とアイス買って、これも食費じゃんって逆ギレしてくる
どこまでガキなんだよ
俺がいないと何もできないじゃん
涼太「でも楽しそう。その子がいたら。」
玲於「…まあね。」
涼太「だって家帰ったら女のコが待っててくれてさ、何それ、めっちゃ良くない?笑」
玲於「いやだから、あいつはほんとそんなんじゃなくて。…幼なじみっつーか、もう妹みたいな。」
涼太「いいねー、妹。俺にも会わせてよ。」
玲於「それはほんとに無い。」
涼太「なんで?笑」
玲於「あいつ男慣れしてないから。涼太くんみたいなのと会ったらたぶん死ぬ。」
涼太「そんなことないって。笑」
そういやあいつ
ジェネの中では涼太くんがいいって言ってたな
…よし、涼太くんには何がなんでも会わせないどこ
.
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夕凪(プロフ) - まだ、酔っ払いまでですが本当に面白くて今からキュンキュンしてて、心臓が足りません!笑笑 (2018年6月18日 12時) (レス) id: 6e9a42278c (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ - きなこさんの小説ほんとに好きで読ませもらってます!!臣くんのやつも読みましたがほんとにドキドキして面白かったです!臣くんの小説違うバージョンも作って欲しいです!これからも頑張ってください! (2017年12月29日 20時) (レス) id: bde81dd030 (このIDを非表示/違反報告)
kotone(プロフ) - 私、きなこさんが書くお話がすごく好きなんです!更新、楽しみにしてます(*^^*) (2017年12月21日 23時) (レス) id: 8703134089 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 楽しさと面白さの中に悲しさも入っているてんこ盛りの作品ですね!(上からでごめんなさい…)読んでいてとっても楽しいです!これからも頑張ってください! (2017年12月21日 23時) (レス) id: b0b93090e0 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - すっごく面白いお話です!どんどん更新してください!お願いします!!主人公が玲於くんを待つところとか、すごく切なくてだんだん泣けてきちゃいました! (2017年12月21日 22時) (レス) id: c8678f2ebd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこ | 作成日時:2017年12月5日 22時