hairsalon【SixTONES】 (ページ19)

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森本慎太郎の場合

小話

森「～♪」

田「あいつ随分ご機嫌だな。」

京「なんかいいことでもあったのかな？」

高「なぁ…あいつめちゃくちゃルンルンで掃き掃除してんだけど」

松村「仕事に支障はないからいいんじゃない？」

ジ「店に戻ってきてからあんな感じだよ」

田「おい、ジェシー何があったか聞いてこいよ」

ジ「なぁんでよ！そんな気になるなら樹が行けばいいじゃん！」

京「…俺心当たりあるし聞いてくる。」

森本side

京「随分ご機嫌だね」

鼻歌交じりで掃き掃除をしていると

きょもが近寄ってきて話しかけてきた。

森「なんで？」

京「慎太郎っていい事あった時鼻歌歌うじゃん」

森「気のせいじゃない？」

京「…さっきのAちゃん、だっけ？」

森「そうだけど？」

京「可愛いよねあの子。反応初々しくて」

森「……なにが言いたいんだよ。」

自分でもびっくりするぐらい低い声が出た。

京「慎太郎怖いよ、顔。」

顔、とジェスチャーで指をさしながら

俺に怖いというきょも

森「誰がさせてんのさ……」

京「まぁそう不機嫌にならないで。気になるんでしょ？あの子。で、さっき追いかけた時にでも連絡先聞いたんでしょ」

う…

図星すぎて何も言えない俺に

きょもはさらに言葉を続けた。

京「長年一緒にいると分かるもんだよ、意外と。
あとお店戻ってきてから携帯見てニヤついてて分かりやすいからバレたくないんなら気をつけた方がいいよ？まぁ、俺からは言うつもりないから安心して。」

ニコッと可愛い笑顔でいいきれば

そうそうにアイツらのところに戻って言った。

なんか、調子狂うよなぁ……

普段は自由人極まりないのに

こういう時は年上だなって感じさせられるから

ほんと困る。

けど忠告してくれたのはありがたい。

お客さんに手を出したら怒られるからね。

バレないようにしよー。

そう気を引き締め仕事に戻った。

ＮＯside

田「きょもどうだった！？」

京「ん～？さっきの女の子がやたらと髪型気に入ってくれたみたいで嬉しくてルンルンらしいよ～」

高「単純かよ」

ジ「AHAHA!!ほんと単純！」

京(それにしても、女の子と3人で話してた時の
慎太郎の表情見た時びっくりしたなぁ。あんな顔久々にみた。よっぽど気になるんだね。)

まぁ、頑張れ。

京本は心の中でエールを送った。