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菅田くんは魔法使いなのかもしれない。
わたしにいろんな魔法をかける。
初めてのドラマだって、役に入り込み過ぎ時に『自分がAAってこと忘れんなや』と彼は言った。
ユーモアかつこうやって私が悩んでること見透かす彼は私にとってこの世界を生き抜くには必要不可欠だ。
「ここが新居、、」
「お隣さんやな」
大阪で半年近く生活するにあたってマンスリーマンションを事務所が借りてくれた。だから菅田くんも同じであって、仲を深めてほしい事務所は隣同士にした。
鍵をかざすだけで開くハイテクな扉を開け、菅田くんに適当に相槌を打ち、部屋に入る。
部屋には備え付けの家具にベッド。東京から持ってきた洋服などが入ったダンボール。
殺風景部屋だな
挨拶回りをして疲れきった私はシャワーだけ浴び、明日の撮影に備えてベッドに入った。
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作者名：ニート部屋
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=1993maa
作成日時：2021年8月15日 4時
