ケーキ【イェナン】 ページ40
(※紅一点です)
イェナン「A、こっち来て。」
「嫌です。シノンオッパがいいです。」
イェナン「⋯まだ怒ってる?」
「はいもちろん。」
イェナンオッパと喧嘩した。
というか、私が一方的に怒っている。
私は頑なにシノンオッパから離れようとしない。
私がせっかく楽しみに残しておいた超入手困難の限定品ガトーショコラを
イェナンオッパが勝手に食べた。
しかも二つ。
今日と明日のためにせっかくとっておいたのに
なんの許可もなく食べるなんてありえない。
食べ物に関しては誰よりも執着心が強い私のガトーショコラを勝手に食べるなんて。
あほ、ばか、許さん。
シノン「ねえ、なんで俺のこと盾にするの〜
そろそろ許してあげたら?
イェナンも反省してるっぽいし」
「だって名前書いてたのにも関わらず食べたのはイェナンオッパですよ!
私ショックで倒れそうです。」
シノン「名前書いてあるのに気づかなかったって言ってるんだし⋯」
「嫌です絶対。」
イェナンオッパを見てみると、めちゃくちゃ落ち込んでる。
許したい気持ちもあるけど
ここで許したらなんか悔しい。
・
すると、コンコンと部屋をノックする音が聞こえた。
ドアのほうに目を向けると、ホンソクオッパいた。
ホンソク「やっほ〜、
⋯あれ?まだA怒ってんの?」
私のほうを見てオッパは言う。
私はこくりと頷いた。
んーそっか、とホンソクオッパは言い、
イェナンオッパに近づいていった。
そして、ホンソクオッパはイェナンオッパの耳元で何かを話し始めた。
こっちには話の内容が聞こえてこない。
「⋯二人とも何話してるんでしょう」
シノン「Aも聞いてきたら?」
シノンオッパは優しく私にそう言ってくれた。
けれど私は首を横に振る。
すると、急にイェナンオッパとホンソクオッパは部屋から出ていった。
106人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヨカ(プロフ) - りーさん» ありがとうございます!お話ができしだい書かせていただきます!(^^) (2019年5月17日 18時) (レス) id: 9fbabffe0a (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 更新ありがとうございます! リクエスト受け付けて下さるなんて……素敵です! 取り合いされるお話が読んでみたいです! (2019年5月17日 18時) (レス) id: 371fdf5cab (このIDを非表示/違反報告)
ヨカ(プロフ) - mikadoさん» そうなんですよー!!ありがとうございます!!勉強もおたがい頑張りましょう(o^^o) (2019年5月14日 13時) (レス) id: 9fbabffe0a (このIDを非表示/違反報告)
mikado(プロフ) - 受験生だったんですか!?毎日更新お疲れ様です…私も受験生で占がツク書いてますがヨカさん程しっかりとした小説かけてませんし更新も亀過ぎて…尊敬します。無理しない程度に頑張って下さい〜楽しみにしてます! (2019年5月11日 22時) (レス) id: 3b03e9c822 (このIDを非表示/違反報告)
ヨカ(プロフ) - ジンホさん» 自信になります本当に嬉しいですありがとうございます(;_;)ぜひまたリクエストしてください!(o^^o)自 (2019年5月11日 11時) (レス) id: 9fbabffe0a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヨカ | 作成日時:2019年5月3日 0時