【PENTAGON】恋、イロイロ【短編集】

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フイ｢それじゃ、今日はそろそろ帰るね。

また何かあったら連絡ちょうだい、Aちゃんには俺がついてるからね。｣









もう一度私を抱きしめ、フイさんはそう言ってくれた。









本当にありがとうございました、とフイさんを玄関まで見送る。









フイさんに相談してよかった。

頼れる人がいるってこんなに心強いんだなあ。









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｢あ、手紙のことも相談すればよかったな｣









カメラのことで気が動転してしまい、つい手紙のことを言うのを忘れてしまっていた。









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あれ、私⋯


｢手紙のこと⋯言ってない、よね⋯？｣

その瞬間、フイさんの言葉を思い出す。









＿＿ “ もしまた手紙送られてきたりカメラ見つけたりしたら、すぐ俺に連絡して？ ”




｢⋯私、カメラのことしか言ってない、｣









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フイ｢カメラ新しいの買わなきゃなあ。


盗聴器見つからなくてよかった。









いつもそばにいてあげるからね、

A。｣

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