愛が欲しい【JW黄】

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愛とか、希望とか。


そんなん下らないって言う奴が居るかもしれん。


下らない愛も、


下らない希望も、


在る訳がないじゃないか。


そんなの、


愛や希望に、


甘やかされてきたから言えることであって、


ホンマに愛が無くなったら。


希望が無くなったら。


きっと、


生きてはいけないような冷たい世界に、


変わってしまうんだ。


そんな世界を生き抜いてきた淳太が、


自由や、愛や、希望に触れたとき、


温かさを知るから。


だから、怖くなるんだ。


孤独を知っているから、


もう、手離したくなくなるんだ。


誰かに求められ続ける。


其れが愛の本質なんや。


必要じゃなくなる愛なんてものはないし。


孤独で在り続ける人なんてのも、


独り善がりで在り続ける人なんてのも、


いないんだ。





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忘れるなんて、ダメだよ。


愛が必要だって言うことを。


孤独は冷たいってことを。


人間は確かにみんな一人やけど。


孤独なんかちゃう。


傍に誰かいるから、


生きていけるから。





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ダメだよ、諦めちゃ。



愛を、諦めないで。

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