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そんな頃、一番よく会っていたのは手越だった。
今年の頭、2人の脱退を聞かされる前から
テゴマスのライブをしようという話が出ていて、
春先には少しずつ打ち合わせが進んでいた。
今日も朝からその打ち合わせの予定が入っている。
睡眠不足が続いて上手く回らない頭。
「そろそろマネージャー来るな...」
重い腰を上げて 軽く飲み物だけ口にして家を出た。
打ち合わせ場所に着くとまだ誰もいなかった。
あまり寝ていなかった俺は
手越が来るまで少し休んでいようと思い
荷物を置いて椅子に腰掛け、そのまま机に突っ伏した。
「おはよー」
程なくして手越が到着する。
その声に目を覚ますと、目の前に手越の顔。
「近い。」
「大丈夫？」
「うん、ちょっと寝不足なだけ。」
「そっか。無理しないでよ。」
「ありがとう。」
テゴマスでいると、お互い干渉し合うことは
あまりなかった。程よい距離感。
でも今日ばかりは 打ち合わせの最中もずっと
手越の視線を感じていた。
NEWSを残すのか テゴマスを続けるのか
なにも答えが出ていないまま進む打ち合わせは
俺の耳にはあまり入っていなかったと思う。
ダメだな、俺。全然プロじゃない。
「ねえ、増田さん。明日ひま？」
打ち合わせが終わり、身支度をしていると
帰る準備万端の手越から声を掛けてきた。
明日は特に予定はない。
「うん、特になにも。」
「そっか。じゃあ飲みに行こ。」
「場所と時間はまた連絡するね。」
じゃあね！と一方的に言って帰って行った手越。
あいつ なに考えてんだろう。
いつもと変わらない手越。
でも、そろそろ話したいタイミングだったかも。
手越がご飯を誘ってくれたことで
今の俺は かなり心の負担が軽くなった気がした。
何か決断できるきっかけになればいいな...
そう思いながら会議室を後にした。
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みーぽん(プロフ) - 彩紅蘭さん» ありがとうございます（ ; ; ）遅くなってすみません。NEWSは本当に色々ありましたが、それぞれみんなが幸せで笑っててくれたらいいなあと思います...... (2019年10月19日 17時) (
レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
彩紅蘭 - 亮ちゃんの退所､私も辛かったです｡亮ちゃんにもいろんな気持ちがあって､こういう決断をしたんだとおもうけど､亮ちゃんなりの新しい人生を歩んでくれたら嬉しいですね｡ (2019年10月17日 16時) (レス) id: 59a4f60278 (このIDを非表示/違反報告)
彩紅蘭 - 読ませていただきました!更新応援してます (2019年10月17日 15時) (レス) id: 59a4f60278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんみ | 作成日時：2019年8月13日 23時
