星を眺めて…94 ページ13
貴方side
私はある事に気づいた
『すごい…』
ヴィルゴがハープを鳴らすたびに
サッチの傷口が光り輝き
怪我が治ってゆく
ヴィ「…貴方の幸せが、
貴方の豊かさとなりましょう…
貴方の豊かさが、
貴方の傷を癒すことを…
私は約束しましょう…」
【ポロロン…ポロロロロン】
サッチ「…あとは…」
【スッ】
『?』
サッチは指を使い
私の乱れた髪の毛を私の耳にかける
サッチ「…お前に会えたこと(ニッ」
『…!』
ヴィ「ふふ…」
サッチ「笑顔が綺麗で、みんなに優しくて、ちと口が悪い時もあるが、…仲間を命がけで守る良い女だ」
サッチ「…お前に恋をした…これが俺の幸せだ」
『サッチ…』
ヴィ「たくさんの幸せが集まりました…貴方の傷を完全に癒す事ができますわ」
【ポロロロロン】
そうゆうとヴィルゴはハープの弦を弾く
すると黄金のハープは輝き
サッチの傷口が消えた
『…?サッチ?』
「…」
返事をしない
ヴィ「大丈夫ですわ主様…疲れて眠られているだけです」
『…ッ!よかったぁ』
私は肩の力が抜ける
『イッ!!』
ヴィ&カプ「!?主様!」
そうだった…
私も怪我してるんだった…
ヴィ「主様!大変!直ぐに私が傷を癒しますわ!!」
カプ「ッ主様!」
カプリコーンも私の傷を見て私の方を向く
ティ「ッゼハ…」
『!?』
私はカプリコーンの後ろにいるティーチに気がついた
『ダメ!』
【ボン!!!】
カプ「っ!?」
ヴィ「ッコホッコホ!」
あたりに灰色の煙が広がる
『!!』
ティーチは煙玉を投げたんだ
_________悪魔の実はもう俺のもんだ!
______またどっかでやり合おうぜ!ゼハハハハハ!
まずい逃げる気だ!
『待ちやがれ!クズヤロウ!』
【カチャ】
煙の中で嫌な音がする
カプ「!主様!」
『やめッ!』
【バン!バン!バン!バン!】
部屋に…銃声が4回鳴り響く
『…』
ぬるりと暖かい、液体が私の身体をつたっていく
でも…
痛みは来なかった
「ぁッ!…」
『…カプ…リコーン』
カプリコーンが私達に覆いかぶさっていた
【ドサッ】
床に倒れる
『!!ちょっと!なんで…なんで庇ったの!?』
私はカプリコーンを仰向けにする
カプ「ッゴホッゴホ…私達…星霊は…貴女様をお守りする事を…心に…“魂に誓って”おります…」
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作者名:ワンピースラブ子 | 作成日時:2018年10月28日 15時