モノクロに沈む ページ5
三途side
「“王”が何よりも大事ですから」
いつしか将棋を指した時に話した、そんな言葉を今になって思い出す。そう、俺は王が何よりも大事で、何よりも守りたかった。王を裏切るのなら、その始末は俺がする。昔からそうやって、俺は、俺の
「三途、少し席を外してくれ」
「…うっす」
あの時、本当は嫌な予感がした。今この場で、
なのに俺の王は、俺がずっと追い続け、求めていた王は、俺の目の前でアッサリと死んで逝った。
その時の俺は頭が真っ白で、なのに視界は真っ暗だった。
そして体が深く、底に、沈む。
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ひめ☆そら(プロフ) - 悠さん» ありがとうございます!私も梵天ifは見たことないなぁ…と思いながら作らせて頂きました!最後までどうぞよろしくお願い致します! (2021年9月3日 23時) (レス) id: f06e616829 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 梵天でこういったifみたことなかったので楽しみです!更新待ってますね!!! (2021年9月3日 19時) (レス) id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)
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