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愛されたかった ページ13
Aside
あと一歩。あと一歩だった。あと一歩で、この世界とお別れできたのに。何で、どうして。どうして貴方は私をこの地獄から抜け出すことを許してくれないの。
ねぇ、春千夜。
「お前、何俺を置いて死のうとしてんだ」
『それ、さっきあんなに酷く抱いた相手に言える言葉なの？』
腕を掴まれて橋の上から降ろされた私は、あまりにも無責任すぎる言葉を放つ彼に少し呆れていた。彼は昔からそんな人物だが、今回ばかりはメンタルに来る。
「関係ねぇだろ」
『関係あるよ』
もうどうにでもなれ。
そんな気持ちのまま、私は彼のネクタイを掴み、キスをした。春千夜は何が起きたのかまだ脳が追いついていないみたいだったが関係ない。……ずっと言わないつもりだった。言っても無意味だと思っていた。けれど、もういいだろう。
どうせ死ぬのだから、最後に貴方が私を永遠に忘れられないような、何かを残したい。
『春千夜、私はずっと貴方に愛されたかった』
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ひめ☆そら(プロフ) - 悠さん» ありがとうございます！私も梵天ifは見たことないなぁ…と思いながら作らせて頂きました！最後までどうぞよろしくお願い致します！ (2021年9月3日 23時) (
レス) id: f06e616829 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 梵天でこういったifみたことなかったので楽しみです！更新待ってますね！！！ (2021年9月3日 19時) (レス) id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)
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