34話 ページ35
貴方side
翌日。
昨日は蒼人からまたもや説教をされそうだったので急いで家に帰った。だが、眠れるはずも無く、一睡もしないまま、まふまふさんの家に再びお邪魔している昼下がり。
そこには浦島坂田船、After the Rain、天月さん、96猫さん、クソ蒼人、そしてなんと。
初対面に当たるluzさんと言う蒼人を抜いた超豪華メンバーに取り囲まれていた。
話し合いを進めること数十分。
今日はこのメンバーで歌を作って、動画投稿しようと言う事だった。
言わば、SecretAnswerなる物を作り上げようとの事。
いやはや、有名歌い手さんには頭が上がらない。
｢って事でさ、色々と便利だと思うからグループLINE作っとこ！｣
まふまふさんの提案に満場一致な様で、早速グループに招待された。
｢レイちゃん、個人の方追加してもいいん？｣
｢はい、全然大丈夫です｣
luzさんがそう聞いてきたので私には断る理由なんて無く、すんなりとOKをする。
すると、グループLINEに1つ何かが送られて来た。
私は誰かがスタンプでも送ったのだのだろうとluzさんの方を先に済ませておく。
すると、どこからとも無く聞き覚えのある声とセリフが聞こえてくる。
『ヤバくない！？ねぇ！そらるんめっちゃカッコよ＿＿＿＿』
私は近くにあったまふまふさん宅のスリッパを拝借して、蒼人の頭をスパンと叩く。
｢いっ、でぇ！！｣
｢ん？そらるん？｣
そらるさんが動画の音に耳を傾けながらも私の行動にも目を向ける。
『しかもまふくん！何なのかねあの天使！私はもうマイナスイオン受けまくりだわ！』
次から次へと容赦無く流れる音声に私の背中に冷や汗が伝う。
｢蒼人ォォ…｣
｢おぉ、こわー｣
『キメェよお前
…あ？うるせぇ。あんな人達の前で冷静で居られる方がおかしいわ。』
96猫さんが最初に動画を流したのか、96猫さんのスマホに一様釘付けである。
『うらたん！！！腕掴まれてさ！？その筋肉がまぁ綺麗な訳！！しかもさかたん！生方言！殺す気なのか！？』
皆さんに聞こえない位の声で蒼人に耳打ちをする。
｢…テメェ…マジで殺す…殺してやる…！｣
｢こっわー！まぁ、俺はお前程度に殺られないけどな｣
『ちょっと黙って！？今話してんの！！志麻さん！！！クッッッソイケメンだから！ヤバいから！あの疑って、軽蔑するような眼差し、たまらんわ〜！』
｢これ、アレじゃね？俺らのLIVEの時の話？｣
うらたさんが私の方を見ると、全員バッと私の方を見る。
私は必死に視線を逸らす。
96猫さんが動画を再生しているのだから、止められるはずも無く、私は無言で虚空を見つめた。
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SPica(プロフ) - クソ細かいんですがDAYBREAK FRONTLINEでデイとブレイクの間、フロントとラインの間にスペースはないですよ……(ﾎﾞｿｯ)すごくこの作品が好きで時々見に返ってきます (2022年11月29日 9時) (
レス) @page1 id: de6f1cf850 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - ベットで悶えてるレイちゃん･･･、あれLIVEの余韻ひたひたの時の私です(((( (2019年7月24日 12時) (レス) id: c190ba3ed4 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主ちちゃんより１つ歳上なんですが、こういうことあったらいいなと思いました。 (2019年4月8日 22時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
愛香(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて、すごい笑いましたw夢主ちゃんの性格好こです笑笑！更新頑張って下さい！ (2019年4月3日 17時) (レス) id: 02509c761b (このIDを非表示/違反報告)
推し - 笑ったりにやにやしたり(それも笑いだけど)めっちゃ楽しませてもらいました！高評価の仕方がわからなかったのでコメントしておきます！ (2019年3月1日 22時) (レス) id: 0ae925b25f (このIDを非表示/違反報告)
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