お調子者２号【宮地清志】

( 24 )ざまあみやがれ。 ページ25

テスト最終日。

そして、和成の苦手である化学、そして数学がある日。
何故同時なのか。少し恨んだ。

かなり勉強させたから大丈夫だとは思う。
おかげで今日の私は若干隈が出来た。
和成もね。



緑間「そんな隈を作って、テスト中寝るんじゃないのだよ」

高尾「寝たらこいつに殺 られるからぜってぇ寝ねぇわ…」

A「私もあとはこれにかかってるからね…
ここまで良い感じだから」



そして始まったテスト。

先に数学、最後に化学とやっていく。
そんな一番(教えるのに)苦労した化学をやっている時だった。



A「…」



一通りは終えた、ある程度。
だが最後に高校生の範囲か…一応範囲であるがかなり難問の応用問題。


…


…しかもこれ引っ掛けじゃん。


あんのハゲ。
生徒を小馬鹿にする自分を高くあげるクソ野郎。

他の生徒からも嫌われている先生だ。
授業は自分の自慢以外なら結構まともで良いんだけど。

今回も小馬鹿にして「やってる人には満点は取れると思いますよ」なんて言っていた。

最後に取れない問題ぶっこむのは性格最悪だ。
一人も満点取らせるつもりは無かったのだろう。それで小馬鹿にするつもりだったのか。


…なんてね。


こんなもの私にとっては問題ない。
少し考え方、視点を変えれば分かるもの。



ざまあみやがれ。

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