【文スト×ヒロアカ】僕の世界の話-9- (ページ16)

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25五話目ページ16

緑谷side

「A⁉

何で此処に居るんだ⁉」

僕らが駆け寄ろうとするとまた炎が飛んで来た

僕らは若漆さんから距離を取ってしまう...

「若漆さん‼」

「...その声は、緑谷君と焦凍君?」

若漆さんは僕等のいない方を見る...

「若漆さん⁉どうしたの⁈」

「まさか、若漆お前目が見えてないのか⁉」

「A⁈」

轟君が近くに行こうとすると

「退け」

黒コートのヴィランが轟君を蹴り飛ばした...

「轟君‼」

「お前は⁉」

「悪いけど、若漆Aは貰ってくよ」

そう云うと黒コートのヴィランは若漆さんを横抱きにした

「＿っ離して!」

「暴れるなっての『異能力＜コハクの夢＞』」

「っ」

若漆さんは何をされたのかわからなかったけど
異能力に当てられて動かなくなってしまった...

「A⁉」

「異能力者か⁉」

「君達は助けようとしたもの助けられてないぜ」

「はぁ⁉」

障子君が持っていたかっちゃんと常闇君の入った球は氷のカケラになって現れた

「バラすなよ、

右ポケットの中のはダミーさ」

そう云うヴィランの方を見ると

ワープゲートの個性が現れていた

「クッソ‼」

このままだとかっちゃん達が連れてかれる‼

そう思った瞬間

レーザー光線がヴィランの顔を掠めた

その拍子にかっちゃん達の入った球が空中に投げ出された...