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私が内心で悪魔の笑みを浮かべている中、次の質問に移っていった。
「まずAちゃんはどうやって情報を集めていたの？」
どうせ知ってるくせに何を今更。
わざわざ聞いてくるところがいやらしい。
『そうですね、コンピュータが手に入るまでは軍の話を盗み聞きしたり、交渉したりしてました。
軍の方からコンピュータを拝借してからは、ハッキングっぽいことをしてました。』
「拝借…？」と小さく呟いて顔をひきつらせている人たちなんて 私は知らない。
「では、そのハッキングなどの知識はどこで？」
『独学です。』
と、きっぱり答えると流石に驚いたようだった。
『最初はそんなことするつもりもなかったんです。
ただこの紛争が世界からどう見られているのか気になって調べていたんです。
そしたら、コンピュータがおかしくなって。
ハッキングっていうのがあることは知ってました。
これがそうかと納得したと同時に、せっかく奪ったコンピュータが使えなくなるのは嫌だと思って色々してみたんです。
そしたらなんかできるようになりました。
最初は相手からの攻撃をいなすのに精一杯だったんですけど、だんだん慣れてきたので…。』
この際、はっきり奪ったと言ってしまったのは無視の方向でいきましょう。
「だか、その情報が真実かどうかなんて賭けじゃないか？」
今まで黙っていた男性が口を開く。
『ええ、そうなんです。ですから、実際に確認することもしてました。』
まあそんなこと言い出したらどこまでが信用できるかなんて全くわかりませんしね。
そうなるともちろん聞かれることは…
「その確認というのは…？」
私はニヤリと口角を上げて言った。
『それを聞くのは野暮ってもんですよ。』
すると私の表情から察してくれたらしい。
たぶん間違えて捉えているだろうが、訂正する気はさらさらない。
いや、したくもない。
その時の私は素晴らしく生き生きしていたとか していなかったとか。
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水愛(プロフ) - 白の悪魔さん» ありがとうございます！もうすごく嬉しいです！これからまた頑張っていくので、よろしくお願いします！ (2018年4月2日 17時) (
レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
白の悪魔(プロフ) - とてもステキな作品だと思い、評価を満点にさせてもらいました。お気に入り作者に登録させて頂きます。これからも頑張って下さい。 (2018年3月20日 0時) (レス) id: 468f3e0f33 (このIDを非表示/違反報告)
水愛(プロフ) - ようね。さん» そう言ってもらえると嬉しいです、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年1月12日 15時) (レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - これからも応援してます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - とても面白かったです！好みドンピシャでした！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水愛 | 作成日時：2017年12月31日 19時
