【d!】愛憎のカトラリー【短編集】 (ページ4)

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情愛する者される者 osmn_狐面ページ4

今日は雪だ、夜中に降り積もった綺麗な銀世界を目にし、彼女は朝からはしゃいでいてる、可愛い

「見て見て！雪！マンちゃん、外で遊ぼ！」
「いやめう…俺は外に出ずに炬燵にこもりたいめう～」

飛び跳ねながら、雪に好奇心を奪われた愛しき彼女は必死に俺を説得しようと努力している
だがしかし、俺は出たくないんや。部屋の中でAとイチャイチャしたい

「むぅ…じゃあ私一人で遊んでくる…一人で雪だるまとかうささん作ってくる」
「よーし、一緒に兎作ろか！」

頬を少し膨らませ、しょんぼりしてる顔を見ると流石に罪悪感がある

「わーい！マンちゃん好き！」

良いように乗せられてるって？仕方ない、彼女の為だ

一面の銀世界に飛び込み、羽を伸ばした
早速彼女は雪に埋もれている

「デデドン！天使！可愛いでしょ」
「かわええ、かわええ、せやけど窒息せんように気ぃつけて！」
「分かった！」

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其処からは、雪兎やソリ滑りをしたりかまくらも作った。
彼女は雪兎が相当可愛かったららしく家の中に持ち込みたいと言っている。秒で溶けるぞ

「じゃあ庭に置いとくね」
「それならええよ」

コタツの中でぬくぬく

「まんちゃん…眠い…」
「コタツの中で寝ると風邪引くで…しゃあないなぁ、ほらおいで」

そう言って彼女を抱き寄せ姫抱きにする
うとうとしている顔も可愛いものだ

「まんちゃん…好きぃ…大好き…」
「俺も好きやで…これからも、ずっと愛したるからな」