42 知った ページ42
八乙女side
週に一回、全生徒が体育館に集まる全校朝会
古びた体育館に全員が集まると床がギシギシと軋みまくる
伊野ちゃんは入学式のような騒ぎにならないように一番後ろに並ぶ
光「あー怠いね全校朝会。先生か生徒会の話聞くだけだろ?」
大「でも、生徒会の中にすごく尊敬してる先輩がいるんだよね!同じサッカー部なんだよ、だからその人の話はちゃんと聞く!」
光「そうなんだ。睡眠魔の大ちゃんが寝ないで話を聞く人なんているんだなぁ〜」
大「まあね!ほんとに優しくて___司会「次に、副会長の話です。」
大「あ、ほらほら今から話す人だよ!」
生徒会のエンブレムを腕につけた2年生が壇上へ上がる
光「あ!!」
大「え?どした?」
あれは、もしや
壇上の生徒がマイクを持った
「生徒会副会長の薮宏太です」
やっぱり!!
裕翔さんと同じクラスの薮さんだ!
大「やっぱり覚えてるよね!あの先輩、入学式の時伊野ちゃんを助けた人だよ!!」
光「え、あ!言われてみれば!」
あのエンブレムをつけた入学式の時の薮さんが頭にゆらりと浮かんだ
光「薮さんって生徒会だったんだ!それと、サッカー部!」
大「そ、そうだよ?なんで薮さんと知り合いなの!?」
光「軽音部の先輩のところ行ったときに少し話したくらいだよ。優しい人だったから覚えてる。そっか、伊野ちゃんを助けたのは薮さんだったのか!」
薮宏太さんか.....
___________
部活を終えて家に帰り、ベットの上にゴロリと横になる
一日中、朝に見た薮さんの顔がちらついていた
ピロン
ライン?大ちゃんからだ!
『大ちゃん: 俺さ、
IH予選優勝したら伊野ちゃんに告白する』
そっか
『光:わかった』
俺はそれだけ返した
.
それしか、返せなかった
307人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Aduki(プロフ) - るりさんありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです!どんな展開になるのか、楽しんでくださいね! (2019年2月12日 20時) (レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - これはいのひかなのかやぶひかなのか。妄想が膨らみます!見てて楽しいです! (2019年2月12日 18時) (レス) id: eeedadf368 (このIDを非表示/違反報告)
Aduki(プロフ) - こーちゃんさんありがとうございます!最近は更新が遅くなりがちですみません...。これからも頑張ります! (2019年2月7日 16時) (レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
こーちゃん - Adukiさん はじめましてこーちゃんです! 更新頑張ってください!! (2019年2月7日 9時) (レス) id: 19d7d59a6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Aduki | 作成日時:2019年1月7日 16時