28 朝勉強会 ページ28
伊野尾side
元気っ子の大ちゃんが隣でどんよりオーラを纏い机に突っ伏しております
どうやら赤点を取ると部活に参加できなくなってしまうらしく、絶望に浸ってる様子
大「あぁぁ、終わった。もう終わった。」
光「まだ間に合うって！がんばろ！」
大「もう無理だよーわかんないよー！うわーん」
伊「はいはい泣かない！ポッキー食う？」
大「ｸﾞｽﾝ。食う。」
いつもうるさい大ちゃんがこんなに静かになるなんて、そんなに大ちゃんは勉強ができないのか？
伊「そんなに落ち込むなよ〜俺が教えてあげようか？」
大「...！！ほんとに！？」
伊「うん。いいよ全然」
大「やったーー！！伊野ちゃんが教えてくれるなら、100点間違いなしだ！」
伊「いやそんなことはないけど」
光「伊野ちゃん！俺にも教えて！」
伊「もちろんオッケー」
光「ありがとう！！」
結局、朝早く来て教室で勉強会をすることになった
翌朝
大「伊野ちゃぁぁぁぁぁぁん！もう止めよう！」
伊「まだ始めたばっかりじゃん！」
朝勉強会を始めてから15分
すでに大ちゃんは飽きてしまい、さっきからこんな状態
光「大ちゃんもうちょい頑張ろうぜ？赤点取ってもいいんですかーー？」
大「絶対やだ！」
伊「じゃもうちょっと頑張りましょうねー。次この問題解いてみて？」
渋々解き始めた大ちゃん
光は国語、大ちゃんは数学が苦手らしい。学力的には光の方がちょっと上かな？ただ、大ちゃんは圧倒的に集中力がない
大「伊野ちゃん、解いたよ！ドヤァ」
伊「おお！やればできるじゃん！...って、こっちの公式じゃないよ！惜しい！」
大「えー！？違うの！？あーもーやだ！」
絶望的です...
大丈夫でしょうか...
大「じゃあ、伊野ちゃんがめちゃくちゃ可愛く応援してくれたら頑張る」
伊「何言ってんの大ちゃん」
大「お願い...！」
伊「絶っっっっっ対やだ！ほら勉強勉強」
大「ゔゔぅ、ケチ」
伊「なんだって？」
大「な、なんでもないっす...」
いきなり何を言いだすんだ大ちゃんは...！
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
チャイムがなり、勉強会は終了
テストまであと12日
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Aduki(プロフ) - るりさんありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！どんな展開になるのか、楽しんでくださいね！ (2019年2月12日 20時) (
レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - これはいのひかなのかやぶひかなのか。妄想が膨らみます！見てて楽しいです！ (2019年2月12日 18時) (レス) id: eeedadf368 (このIDを非表示/違反報告)
Aduki(プロフ) - こーちゃんさんありがとうございます！最近は更新が遅くなりがちですみません...。これからも頑張ります！ (2019年2月7日 16時) (レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
こーちゃん - Adukiさん はじめましてこーちゃんです！ 更新頑張ってください!! (2019年2月7日 9時) (レス) id: 19d7d59a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aduki | 作成日時：2019年1月7日 16時
