条件反射的生活 (tk×in)

22 帰ってきた問題児 ページ22

相葉side



大「相葉先生〜」




相「ん？どうした？」









入学してから約1ヶ月



そろそろ停学中の生徒が戻って来る...









大「部活で転んで膝やっちゃいました！消毒したいです」




相「おわー派手にやったなぁ」









有岡大貴_____




「サッカー部に入部した新一年でめっちゃ強いのいる！！俺も負けてられねえ！」って前に薮っちが言ってたっけ









相「はいどうぞ」




大「ありがとうございます！」




相「あ、有岡君は伊野尾君と同じクラスだよね？最近どう？伊野尾君元気？」







彼は入学式の日以来保健室を訪れていない



少し心配だ...








大「元気ですよ！でも相変わらずモテモテなんで、いつも視線を感じるとか言ってます。

だから出来るだけ教室にいるし、廊下出るときは俺かクラスも部活も一緒の光が絶対そばにいるようにしてます！」





相「なるほどねー。伊野尾君はどこの部活入ったの？」




大「軽音部です！ピアノ弾けるらしいです」




相「！？！？！？！？！？」







け、軽音部！？








大「先生消毒ありがとうございましたー！」





相「え！？あ、うん！ちょっ！！」









有岡君はダッシュで保健室を去ってしまった






伊野尾君が軽音部か...




できることなら入って欲しくない...









.









ｶﾞﾗｶﾞﾗ









ドアが開いた









有岡君と入れ違いで入って来たのは









「せんせ〜おひさ〜」




相「久しぶり。ちゃんと課題やったのか？」









髪は茶に染まり、少し長い









右耳には金色のピアス









腰まで下げたズボンに出まくってるYシャツ









第二ボタンまで開けている









あいかわらずの校則違反









本当は三年生になるはずが素行不良で停学・留年




そう、問題児の2年生が帰ってきた









「あ、そういえば職員室で櫻井せんせーが相葉せんせーのこと呼んでたよ？」





相「マジで？」







翔ちゃんが呼んでるなら行かなくちゃいけない


だけど、


この問題児をここに一人置いてくのも...




悪い予感しかしない








「せんせー早く行ったら？？」





相「...お前ここで大人しくしてろよ？」





「ヘーイ」









.









.









その後、俺の悪い予感は的中した

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