14 勇気 ページ14
相葉side
職員室を出ると、いきなり薮っちが走って来た
薮「雅紀先生！！ちょっといいスカ！」
相「お、おう！いいっすよ。」
薮「今日入学の一年生が、ちょっと体調悪くて今保健室いるんですよ。」
相「ありゃまーー！そりゃ大変だ」
だからこんなに走って養護教諭である俺を呼びに来たのか
薮「そんで、その子ちょっと色々あるみたいなんですよ...。なんというか...見た目がね」
相「俺はバケモンでも愛するぞ！そのための養護教諭だ！」
薮「違う違う！！天使なんですよ！めっちゃめちゃ天使！！...それで囲まれちゃって大変な騒ぎだったんです！！」
相「そういうことか。そりゃ結構精神的にくるな。入学早々見知らぬ人から囲まれるのは辛い。」
薮「そういうことなんで！仕事あるんであとお願いします！！」
相「うーーっす」
.
.
.
保健室で俺が、休んで行くか？と問いかけると
伊野尾君は泣いてしまった
よっぽど辛かったのかもしれない
今日はもう無理だな。
そんな風に思った時、
伊「先生...。俺、やっぱり教室行きます。」
彼がそう口にした
泣くほど辛かったはずなのに。
相「本当に行くか？大丈夫なのか？」
伊「わからないですけど...でも、俺、頑張ってみたいです。」
彼は弱々しくとも、はっきりそう言った
相「...わかった。でも、無理はしないでね？」
伊「はい。ありがとうございました。」
伊野尾君はベットから降りて、教室へ向かった
...また辛くなってしまわないか心配になった
教室へ行く前に彼ににひとこと言わなくては。
相「ねえ、伊野尾君。」
伊「？はい。」
相「『休む』と『逃げる』は別物だよ。」
伊「...！......はい！」
伊野尾君は返事をして、保健室を出た
がんばれ。
心の中で、応援してるよ
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Aduki(プロフ) - るりさんありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！どんな展開になるのか、楽しんでくださいね！ (2019年2月12日 20時) (
レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - これはいのひかなのかやぶひかなのか。妄想が膨らみます！見てて楽しいです！ (2019年2月12日 18時) (レス) id: eeedadf368 (このIDを非表示/違反報告)
Aduki(プロフ) - こーちゃんさんありがとうございます！最近は更新が遅くなりがちですみません...。これからも頑張ります！ (2019年2月7日 16時) (レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
こーちゃん - Adukiさん はじめましてこーちゃんです！ 更新頑張ってください!! (2019年2月7日 9時) (レス) id: 19d7d59a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aduki | 作成日時：2019年1月7日 16時
