Ｎｏ．237「荼毘の一日」 ページ7
＊
▼ 荼毘 side__
いつも通り、殺ることを済ませアジトへ戻ると…
ﾄｶﾞ｢荼毘くん大変です！Aちゃんが・・・！｣
荼｢あ？｣
『だ〜…びーーさんっ〜〜〜♡』
Aの様子がおかしくなっていた。
おいおい、マジかよ...
＊
荼｢・・・｣
『す、き？…Aのこと、すーきー…？
ねぇ燈…んぐっ!?』
さっきから俺に抱きつき、うるせぇA。
荼｢おい、誰だ？コイツに
俺が聞くと揃いも揃って首を横に振る
ﾄｩ｢俺だ！／いや俺じゃない｣
ﾄｶﾞ｢ジュースと間違えて飲んじゃったみたいです｣
荼｢・・・・｣
『だーびっさん〜〜〜♡』
どんくらいの量飲ンだら、こんなんに何だよ...
つーか、酒クセェ...
『うっ…うぅ…っ、荼毘さんがかまってくれな〜ぁいよ
…っ、ぅぅ、ひとりにるぅッ』
先程まで、きゃきゃっ、騒いでやがったのに、
今度は泣き出したA。
・・・はぁ。ンとに俺のヒィアンセ様は世話がやけるねぇ？
Aの酔いを覚ますため、コイツの顔をつかみ
そのまま、キスをかましてやった。
『んッっ！！』
荼｢これで、目ェ覚めんだろ？.....(ﾆﾔｯ｣
目が覚め、自分の行動に後悔するコイツ
の表情を期待した。…のだか
『えへへ〜//。キスぅ〜〜もっとするぅー』
荼｢は？おい、Aっ、!?｣
覚めるどころか、さらにマズイ状況に悪化した。
『んっ、ふぅ……う……んっ』
荼 ｢……ッン！？｣
『すきぃ！すきだよ〜〜、燈ンぐｯ！？』
｢燈矢｣の名前を呼ぼうとするAの口を塞ぎ
荼｢おいイカレ女、お前、A何とかしろ｣
ﾄｶﾞ｢二人でラブラブ。邪魔したら悪いので
私は部屋を出ますねぇ♡仁くんも行きましょう！｣
ﾄｩ｢分かったよトガちゃん！／君のためなら何処へでも｣
いつもは｢A｣ ｢A｣ 邪魔してきやがるくせに…
こンな時は俺に押し付けてきやがる。
『と〜うや〜っ♡』
荼｢っ.....｣
『すき。すきっ。だぁいすき…』
まァ…普段甘えて来ねぇコイツだ。
今日くらいなら、許してやるか。
荼｢借りは、倍にいして返して貰うがな？｣
『と〜うや…〜』
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なな(プロフ) - 抹茶大福( ^ω^ )さん» わわっ。う、嬉しすぎます…！そう言って頂けてほんとうに励みになりますし、嬉しいです。1章から長い小説なのにここまで読んでいただき、嬉しすぎるお言葉まで…！、本当にありがとうございます！ (2021年12月27日 23時) (
レス) @page34 id: 8715bf40b3 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶大福( ^ω^ ) - 初コメ失礼します！この小説、第1章から読んでいるんですがもう、メチャメチャ好きで心がキュンとしたり悲しくなったりと感情が変わりながら読んでいます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2021年12月27日 23時) (レス) @page37 id: b77efa1f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2021年11月28日 21時
