Ｎｏ．267 ページ37
＊
▼ A side__
気がつくと、目の前に…
いや、目の先に…燈矢くんがいて…
強く絡まっている手・・・・
ど、うい…こ、と…っ？
状況が理解できなかった。
だって、先程まで私は…病院にいたはず…
それに、焦凍…く…ん…は？
いつの前にか移動している場所に。
いつの間にか、目の前にいる彼。
そして、私の顔に ポタッ。ポタっ。と垂れてくる
血 ___ _
彼の瞳から出ている…血。
『_____っ。』
嗚呼、そうか。
傷つけてしまった。…そんな悲しい表情、
今まで…っ、見たことなかった…
『______ご、めんなさ』
私が…っ、彼を…傷つけて…
『ご、めんなさいっ…』
哀しませて、しまったんだ…
荼｢_____｣
こちらに気づいた彼は、驚いたら表情をしていた。
『ご…っ、めんなさい…』
私は、震えた声で…彼に…謝った。
『っ、怖くて…捨てられて…しまうんじゃって、燈…矢…くんが…わ、てしを…嫌いになって…捨てられっ…ﾋｯｸﾞ…』
荼｢.....｣
頭が正常に働いていないことが自分でも分かる。
大量に溢れてくる言葉。
そんな私の言葉を、
私の言葉を黙ったまま。
しっかりと聞いてくれる彼。
『…め、んな、さいっ。裏切っ…て、…任務っ、だって分かって…て、も。一緒に…居られないのが…苦し、くて…』
『他の、女の…こ、といるの…が、ずるっくて、…わけが、わかんなくなって…怖くてっ、、、』
『_______ご、めんなさい。』
私が最後まで言葉を言い終わると少し間をあけ、
彼が口を開いた。
荼｢ンなことが原因で
俺から解放されようと思ってんのか？｣
少し、怒ったような。
荼｢そう易々と逃がして貰えると思うなよ｣
どこか、哀しそうな_______ _
・
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なな(プロフ) - 抹茶大福( ^ω^ )さん» わわっ。う、嬉しすぎます…！そう言って頂けてほんとうに励みになりますし、嬉しいです。1章から長い小説なのにここまで読んでいただき、嬉しすぎるお言葉まで…！、本当にありがとうございます！ (2021年12月27日 23時) (
レス) @page34 id: 8715bf40b3 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶大福( ^ω^ ) - 初コメ失礼します！この小説、第1章から読んでいるんですがもう、メチャメチャ好きで心がキュンとしたり悲しくなったりと感情が変わりながら読んでいます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2021年12月27日 23時) (レス) @page37 id: b77efa1f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2021年11月28日 21時
