【ジョジョ】勘弁してくださいぃぃ！！【4部×5部】 (ページ21)

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突撃！！お宅訪門ー！「ちょ、勝手に入ったら駄目っスよ！(叱)」ページ21

『ココがジョルノが住んでるトコかぁ....』

「日本でいう寮みたいな感じっスねぇ」

「ごめんね....僕のパスポート取り返すのに付き合わせちゃって」

『いいよ！俺も丁度ジョルノにお別れを言おうと思ってたし....

「A、お別れって....どういうことです？」

....な、ってジョルノ！？』

後ろを振り返るとジョルノがいた←！？

「日本に....帰ってしまうんですね？」

そ、そんな泣きそうな顔しないでくれぇぇ！！

『...うん』

「今日は返して貰いに来たんだ」

「康一のパスポートをなァ...」

「分かりました、返しますよ」

あんね、気になっとーことがあるんよ←

『ジョルノ、さっきから持ってる火のついたライターは....』

「き、気にしないでください！ほらっ、はやく僕の部屋に来てくださいっ！！」

あの迫りくる仗助に全く怖気付か無かったジョルノが....

慌てているだとぉ！？

あのライター....何か怪しい。

ジョルノside

「はい、確かに返しましたからね」

「うん！あ、ありがとう...？」

『それじゃ、ジョルノ....じゃあな』

そう言って小さく手を振るA。

出会いは唐突で、衝撃的だった。

A...

“帰らないでください(まだ、貴女と居たい)”

そんな子供のワガママみたいなこと言えない。

引き留めようとした手を引っ込める。

「....途中まで送ります」

ライターの炎がゆらりと揺れた。

階段を下る。

水がかかる。

ライターの炎が消える。

近くに居た清掃員が火をつける。

シャッターのコマ撮りの様に物事は進む。

「Aさん！！」

「すぐに傷を治してやるからよォ...！」

ぼっーとした僕の耳に飛び込む二人の声。

はっと気づく。

足元には赤色が広がっていく。

「A....？」

その赤色の中心には、

Aが倒れ込んでいた。