【黒バス】花宮兄妹の復讐大作戦。【裏切り】

にひっ…w２７話だってさ。それくらい分かるよね？ ページ27

A「え…っ？」



ホントに小学生なのか、と思うほどのスピードと威力。


ボールはすごいスピードでこちらに向かって来ていて、避けることやトラップを考えることもせずにただ立ち尽くしていた。


百花「………ッ」


目の前から迫り来るサッカーボールに反応する事が出来ずに



た だ 立 ち 尽 く し て い た 。









「ッ、バカ！」


あと1秒でぶつかる、と思った瞬間。さっきの男の子の中の誰かが私を押した。




A「…いって…」


「…なんでよけないんだよ！！！！」



サッカーボールは大きな音をたてて地面に当たり、大きな跡を残していた。


「…それに百花！なんでこんな絶対に取れないバックパスなんかするんだ！」


周りの男の子達も我に返り、百花ちゃんを質問攻めしていた。



すると間もなく、百花ちゃんが金切り声でこう言った。



百花「だって…

あの人のお兄さんのせいで…！


百花のお兄ちゃんは…！」


A「……！」









百花ちゃんのお兄ちゃんを真兄ちゃんが…





A「…ごめんなさい。」


百花「兄ちゃん、は…


そのせいで、バスケがッ…！」




確かに兄ちゃんが当たり強い、と言うのは聞いていたがまさか大怪我させてるとは思ってなかった。


A「ごめんッ…なさい…！」

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