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私は硬く瞑っていた目を開けた




すると、視界いっぱいにタオの顔が広がる




『タオ……なんで…』




TA「間に合って良かった……、Aが死んじゃったらどうしようって怖かったよぉ」




タオがギュッと抱きしめる




私、助かったの?




ジワジワと伝わってくるタオの温かさに、強張ってた身体がとけていく




『……恐かった……死ぬかと…思った…』




TA「うんっ…うん」




『もう一度……みんなで遊びたかったって…』




涙がポロポロと頬を伝う




TA「そうだねっ……タオもそう思うよ」




でも・・・もうそれは無理なんだよね・・っ・・・




XM「クソッ、離せぇぇええぇえぇぇ!!!」




ミンソクの怒鳴り声で我に返る。




そうだ、私、ミンソクに!!!




KA「誰が離すかよ。」




タオに抱きしめられてて見えないが、声でジョンインだと分かった。




まさか、助けに来てくれたの?




タオから解放され、やっと状況を認知した。




ジョンインがミンソクを取り押さえて、落とされかけた私をタオが助けてくれたのだ。




暴れていたミンソクが、急に大人しくなった。




XM「なんで……なんで……俺が悪者なんだよ」




KA「は?」




ミンソクは私達を凄い形相で睨みつけながら、




XM「全てセフンが悪いんだッ!あいつがルハンを奪って、俺を1人にさせたから!」




奪ったって・・・ルハンのことだったんだ




『セフンがそんな事するわけない!』




XM「うるさい!Aに何が分かるっ!

俺はな、中学の頃、虐められてたんだよ!!!いつもいつも一人だった!!
虐めの首謀者が、俺の親友を奪うがために!!!

だから、セフンが許せなかった。憎かった。消えてしまえばいいと思った。」





・・・ミンソクにそんな過去があったなんて。






でも、だからって・・・






KA「それがどうした?」




XM「……は?」




KA「だから、それがどうしたんだよ?」




XM「……っ!!!ジョンイン!」




ミンソクがジョンインの胸ぐらを掴む。

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名無し29752号(プロフ) - とても面白かったです!!.最初に出てきたグクは何だったんですか?? (2018年9月15日 18時) (レス) id: 80bd87ec63 (このIDを非表示/違反報告)
つぁん(プロフ) - サラが突然サナに名前が変わってる笑笑 (2017年3月19日 15時) (レス) id: 78f2d1d254 (このIDを非表示/違反報告)
月見団子(プロフ) - 私、こういうお話めっちゃ好きなので愛読してます!更新ファイティン!! (2017年1月11日 0時) (レス) id: 4d2f0271f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - かさん» だいぶ他の読者様、いい感じで謎解き出してる人もいるよーーーん(笑) (2017年1月10日 19時) (レス) id: 2f821f88a7 (このIDを非表示/違反報告)
- ハヨンって怖い女汗ミンソクゥー!ハヨンの言いなりになってほしくないよ!まだ全然誰が復習者か分かんない汗それっぽい人は居るけど…。あぁー!分かんないよ、オンニー汗笑 (2017年1月8日 8時) (レス) id: e148fcfc9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょな | 作者ホームページ:h  
作成日時:2016年4月4日 18時

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