トモダチごっこ

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俺はセフンから目を背けた。




友達のあんな無惨な姿、見れたもんやない。




LY「……これは、誰かに突き落とされた可能性が高いね。」




『……え？』





LY「防衛をした形跡が見られない……ってことは、予期していなかったという事。

自分一人なら、どうにかして頭を守るとかするだろうけど、もしその場に誰かがいたら……ジョンデだったらどうする？

まぁ、それでも自分で自分の身を守ろうとする人もいるけど…」





俺は動転している頭を落ち着かせて考えた。



もし自分がセフンで、その場に誰かがいるのを思い浮かべた。







・・・・あ。






『手を……差し伸べる…かも。』





LY「だよね。もし仮にそうだとしたら防衛出来ない。

それにさすがに一人では行動しないだろうしね。とくにセフンは。」





・・・・じゃあ、まさか！





LY「……まだ1週間じゃない。これは復讐者以外の人の犯行だろうね。」





＊＊




KA「そ……んな、セフン…」




KR「は？………嘘だろ、なんでセフンが殺されたんだよ！」




クリスがイーシンの胸ぐらを掴み、それをタオが止める。




TA「隊長！やめてよ！！！」





・・・・。




イーシンから話があった。




セフンが、3階に上がる階段で亡くなっていた・・・と。



そしてイーシン的にはこれは復讐者ではない、別の人間の犯行だと。





ガラッ





XM「あれ、どうしたの？」



HY「……何そんなみんなして深刻な顔……まさか何かあったの……？」





二人は教室の異様な空気をすぐに感知したのか、表情を曇らせる。





CH「……セフンが…死んだ」





XM「……は。」





ハヨンはその場で腰を抜かして、崩れ落ちた。





HY「う、そ………なんで…」




また、全員が黙り込む。





SH「……なぁ、ギョンスは？」





________え。





全員が一斉にスホを見た。





SH「ギョンスは……どこにいるんだ？なぁ………誰かに ギョンス知らないのか？」





顔が段々真っ青になるスホ。

今、ギョンス一人だけが、この教室にいないのだ。





CY「ギョンスが………いない？そんな……っ…！」





チャニョルが教室を飛び出る。





BK「おいっ！チャニョル！」





その後を、ベクが追いかける。





LY「チャニョル！ベク！みんな、極力複数でギョンスを探して！」




そう言い残すと、イーシンはチャニョルとベクを追った。





一体、何が起きているんだ。

私の知らない所で・・・。

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