あなたに吸い寄せられて。 (ページ2)

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笹「ゆーぅた！」

岸「おー！笹、ちゃんと見てたか？」

笹「うん！優太が一番カッコよかった

　やっぱりすごかったよ！」

さっき平野くんに同じこと言ってたよね？

廉「A、見に来てたんや」

『笹の付き添いでね』

海「俺らどうだったよ」

『カッコよかったよ。』

神「まあ紫耀には勝てないけどな」

玄「あいつゴリラだしな」

『ゴリラって……』

私はバスケ部の

廉、海人、神、玄樹、岸くんの

5人とは同じクラスってのもあって

仲は良いほう

ただ平野くんとはあんまり

『そんな大活躍した平野くんは？』

海「紫耀はもう帰ったよ」

『はや』

廉「あいついつも早いねん」

海「理由聞いても教えてくれないし」

玄「紫耀のことだし、特に理由無いんじゃない」

神「その説あるわ～」

『平野くんってどんなキャラなの？』

玄「結構天然だよ」

『ほんとに？』

廉「まじやで

　カップ麺作ろうとしとって

　ケトルに水だけいれて

　コンセントもささず待っててん

　お湯が沸いてへんこともしらず

　そのまま水いれとったし」

『えっへへ、スゴいねそれ』

海「それは本当に驚いた」

平野くんって天然なんだ

私も驚いた