羽ばたけるなら3 (ページ5)

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天然な彼と巨大パフェ（2）ページ5

「お待たせ、焦凍」
「あぁ、今日も前行った場所へ行くのか？」
「えーと、、今日は、別のところへ行こうと思います」
「昨日、言ってた『当日のお楽しみ』ってやつか？」
「そうそう、まぁ、フルーツパフェの美味しい店なんだけど、期間限定のやつらしくて、」
「楽しみだな」
「うん、、それを生きがいにテスト頑張った」
「そうか」

私がガッツポーズのジェスチャーをしながら、焦凍の方を向くと、彼はイケメンスマイルで返してくれた。
(眼福…

とりあえず一旦、病院のエントランスで分かれて、それぞれ目的の病室へ向かった。

ガラッ
「おばあちゃん、、体調は大丈夫そう？」
「A、来てくれてありがとう、テストはどうだったんだい？」
「完璧よ！皆でテスト勉強したところが結構でてさ」
「そうかい、良かったね」
「うん…おばあちゃんも無理しすぎないようにね、、何かあったら直ぐに連絡してね、、あ、着替えとタオルは同じところに入れておくね」
「ありがとうね」

ーー
ー
「じゃあ、また来るね！」

おばあちゃんと分かれて、直ぐに焦凍に『終わったよ〜』とLIN◯を送ると直ぐに既読がつき、『俺もちょうど終わった。前会ったベンチに居る』と返ってきた。

エントランスまで行き、前会ったベンチに向かうと、周りいる全員の視線を見事に集めたイケメンが座っている。

「お待たせ」
「いや、俺もさっき来たところだ」
「じゃあ、行きますか」
「あぁ」