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林間合宿(5) ページ15

「A〜。お風呂行こ〜」
「ちょっと待ってタオル…。あった!行こう」

A組女子、全員で脱衣所に向かう。

「楽しみですわ!」
「皆で入浴なんてテンション上がるよね」

「いっぱい汗かいたから、早く浸かりたいよ…」

「お!露天だ〜すごい!」
脱衣所に着くと、三奈と葉隠ちゃんがいち早く露天風呂に向かった。

「私たちも行こうか」
「そうだね〜」

あぁ‥すごい、、
久しぶりの露天風呂だ!(今世では初めて!

「Aも早くおいでよ〜」

かけ湯をしてから、お湯に浸かる。
「ふぅ…、、気持ちいい」
「今日の疲れが全て吹っ飛ぶねぇ」


「あ!A…」
いきなり三奈に呼ばれたため後ろを振り向くと、ニヤニヤしながら近づいてくる。
「え、何…」

「ヤオモモもだけど…Aもなかなか良いものを持ってるじゃん」

「待って…。すごい危険な匂いがする。ストップ」

「やだよ〜ほらAちゃん〜」
「Aちゃん!ナイスバディ!」

「三奈…それに、葉隠ちゃんも、便乗しないで!」

ベタベタと触ってくる、2人に必死に拒否していると男子の方から峰田くんの声が小さく聞こえてくる。

「峰田くん!やめたまえ!君のしている事は己も女性陣も貶める恥ずべき行為だ!」
「やかましいんスよ… 壁とは超える為にある!プルスウルトラ!」

「ヒーロー以前にヒトのあれこれから学び直せ」

洸汰くんのおかげで峰田の企みは失敗に終わった。

「峰田…」
「やっぱり峰田ちゃんサイテーね」
「ありがと、洸汰くーん」

私達の方を一瞬見たあと、男子の方に洸汰くんが落ちてしまう。

「え、大丈夫!?」

皆で洸汰くんのことを心配していると、緑谷くんから「キャッチしたから、大丈夫だよ!」と返ってきたため、ホッと一息つき、入浴を続けた。

「気持ちよかったねぇ」
「本当、気持ちよかったわ」

お風呂を出てから、廊下を歩いていると脱衣所にクシを置いてきたことに気がつく。
「だね!あ、私クシを脱衣所に忘れてきたかも、2人とも先に帰ってて〜」

「了解〜」
「分かったわ」

クシを回収して、1人で廊下を歩いていると自販機の前で飲み物を買おうとしている爆豪を見つける。

「何を買うの?」
「は?‥なんだよてめぇか。なんでも良いだろ」

「あ、そのお茶美味しいよ。抹茶入りのやつ」

「うっせぇ」
そう言いながら爆豪は水のボタンを押した。

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作者名:(名前)pasmin | 作成日時:2023年3月10日 1時

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