尻ってゆーか尾骶骨 ページ14
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その後も、
俺の体調を気遣って悟は俺の荷物をまとめてくれたり、
追加のペットボトルも飯も買ってきてくれて、
そりゃあたくさん世話になった。
その他にも、
悟は硝子とも連絡を取り合い、
俺の体調を事細かに伝えていて、
結局、大事をとって2時間程休んだ後、
俺達は京都立呪術高等専門学校を後にした。
帰る直前、
悟が見てない隙を狙って直哉が俺に話しかけてきた時は、やっぱり少しだけ身体が強ばった。
でもすぐに、
「え〜もう帰るん？寂しいなぁ。
…って、何やねんその顔。キスされると思っとるん？
大胆やなぁ、ほんま可愛ええわぁ」
とふざけたことをぬかす直哉の頬を
得意の右ストレートで思いっきり殴れて、
無事トラウマも置いてくることができた。
直哉は酷い酷いと騒いでいたけど、
最後は「また会おな」と笑った。
俺もそれに笑い返した。
まあそんな青春の1ページみたいなシーンも
すぐに終わり、
悟に見つかった直哉は
術式を使いながら本気で逃げていった。
保護者のような傑と同じく過保護になった悟は、
度が過ぎているとも思えたけど、
さすがの俺もここまで世話になったら、
正直、感謝の気持ちが出てきてしまう。
もちろん、恋人としては許せないけど。
でも、友達としてはこの上ない程感謝してる。
まあそんなこんなで俺達は現在、新幹線の中。
悟の事だからグランクラスじゃないと嫌だとか
言い出すかなぁーと思ってたけど、
以外にもグリーン車だった。
『お坊ちゃんはグリーン車でよろしくて？』
と聞くと、
「だって近くに座りてぇじゃん」
との事だった。
俺から振っておいて申し訳ないが、
そーゆー発言はリアクションに困るからやめて欲しい。
俺は、窓から見える遥か遠くの山を指さし、
『わぁー山だーでっけぇー』で無理やり押し切った。
俺達が出発したのは皆より2時間遅れの1時半。
そこから新幹線、何駅か乗り換えて、
高専の最寄り駅に着いたのは5時ちょい前。
こっからバスか、もしくは徒歩。
『ぐぁーーー…尻痛てぇーー……』
「あ"〜、座りすぎて疲れた」
俺と悟はググ〜ッと同じ格好で背伸びをした。
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nns - めっっっちゃ好きです！！！！！更新お待ちしてます！！！！！ (11月3日 22時) (
レス) @page30 id: 65c15343ec (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - またの更新楽しみにお待ちしております。 (8月19日 10時) (レス) @page30 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - お元気ですか？ (7月25日 2時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - コメント失礼します！相澤先生の小説からここまで一気読みしてしまいました！夢主くんに対して容赦なさすぎて私の性癖に刺さりまくりで最高でした…！更新、待っていますね！ヽ(ﾟ▽ﾟ︎*)乂(*ﾟ▽ﾟ︎)ﾉ (5月15日 23時) (レス) @page30 id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
津城瑠生(プロフ) - ぁ、田辺さん好き。八の字に下がる眉頭が俺の住処です。てかこの作品とっても面白いです！！！ (2022年11月21日 12時) (レス) @page27 id: 90b7e5739a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おっ腐 | 作成日時：2022年9月1日 22時
