番外編�� ページ2
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蓮 Side
Aが買い物に行って、初めてかすみと２人きりに。
かすみ「このお菓子好きー？」
蓮「くれるの？」
かすみ「どうぞ」
はいって渡してくれた手が小さくて、
そのまま手を握った。
かすみ「、、っ！」
蓮「小さい手だね」
かすみはびっくりした顔で、目が飛び出そうなくらい
大きい目だった。
蓮「かわい、、ママのこと好き？」
かすみ「うん、大好き！」
蓮「そっか、俺も好き」
かすみ「ママはかすみのだよ」
蓮「そうだな、俺のものなんか言えねえわ」
かすみ「ママも」
蓮「ん？」
かすみ「ママもパパのこと好きだって言ってたよ」
蓮「ほんと？」
かすみ「ほんとだよ、、ママいつも言ってる」
蓮「いつも言ってるんだ」
かすみ「パパなの？ほんとに、かすみのパパ？」
蓮「ん〜…パパって言っていいのかな
確かに俺の子供だけど育てたのはAだしな
パパなんて言える資格ないかも」
かすみ「ママは、パパいるよって教えてくれたのに」
まだ5歳だけど子供って本当に何でも素直に言えるから
すごいなって思う。
大人になると出来ない気がする。
子供ならではの素直さが俺らを救ってくれるのかな。
蓮「パパのことは、嫌い？」
かすみ「なんで？ママが好きな人だから
かすみも好きだよ。」
何気なく言ったんだろうなって言葉も
今の俺には、嬉しかった。
A「ただいま〜、、蓮くんどうしたの」
蓮「嬉しくて、、」
気が付けば、かすみを抱きしめて泣いてた。
俺も辛かったんだな、ちゃんと辛かったんだ。
かすみ「ママのこと好きなんだって、パパ」
A「うん、ママも好き」
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作者名：baby | 作成日時：2020年5月28日 9時
