(57):A lover 6 ページ27
「なあ、A、高校を卒業したら、一緒に住まないか?」
彼の誘いを一旦保留にし、私は一人悩みながら、家の周りを迂回していた。
はたから見たら怪しいが、今は落ち着いて家の中になんて居てられない。
「えみ姉さん?」
その時、女の子2人を連れた新一君とばったりと出会った。
その2人の女の子は、ご察しの通り、毛利蘭と鈴木園子だ。
工藤新一に手を振れば、毛利蘭と鈴木園子が頭にハテナを浮かべて私を見上げる。
「新一君のお友達かな?初めまして、
「も、毛利蘭7才です!」
「鈴木園子7才!」
ニコりと微笑みながら、2人に自己紹介をすると、2人も年齢付きだが、私に自己紹介をする。
そんな2人にポケットに入っていた飴を渡し、頭を撫でる。
「3人共、帝丹小学校なの?」
「うん!」
「そっか!私、帝丹高校に通ってるの。学校、楽しい?」
「まぁまぁ」
「ふふっ、新一君はおませさんなのね」
「別にそんなんじゃねーよ」
小学一年生にしてはませている彼。
まったく、誰に似たんだか…
彼を弄って楽しんでいると、彼は何かを疑問に思ったのか、言葉を発した。
「えみ姉さんは、何でここに居るんだ?」
「ん?ちょっと彼氏と色々あってね」
「えみりさん、彼氏いるの?」
「ええ。プライドが高くて、照れ屋で自信過剰だけど、一つの事に真っ直ぐで、どんな時も私の事を想ってくれる、とっても優しい人」
いっそのこと、彼と同棲してしまおうか。
利用しているのに、彼の事何とも思ってない筈なのに、こんな事を思ってしまうなんて、私、ほんと最低な人間。
(58):Experience lesson ※リメイク→←(56):A lover 5
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A - 何がしたいのかいまいちわからない。組織を壊滅したいとか言ってる割には ムカついたからクラスメイト殺します。とかやってること犯罪者だし、思考がガキ。読んでてただただ主人公に嫌気がさしました。 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 2f4ff48b26 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - うららkさん» 有難うございます!ご期待に添えられるよう、これからも頑張っていきます! (2017年2月17日 16時) (レス) id: 35f8c5cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - とても面白かったよ!更新頑張ってね(^ω^) (2017年2月17日 15時) (レス) id: c357f5467c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サラン | 作者ホームページ:http://uranai.
作成日時:2017年2月14日 18時