[ポケ松］アローラのポケモン少女 (ページ31)

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アローラ22 ページ31

A「ハッ!!」
Aは過去の夢を見たのかガバッと起き上がる。そしてAの側にはギラティナがいて、
イベルタルが自分の翼を布団代わりにしていた。
A「イベルタル、ギラティナ、いたの？」
ギ(カプ達から連絡があってな。)
イ(オレも連れ出されてついて行ったら、其処で寝てた訳。)
ギ(此処でカプ達にすがりついて泣いていたと聞いたけど。)
A「カプ達ったら………、この事も言ったのね………。(ーー;)」
Aが頭を抱えてると、目尻から涙が出ていた。確かカプ達といた時、泣いてたなと思ったAは涙を拭う。
イ(もうじき朝だけど、どうする？A、変な時間に起きたな(笑))
ギ(イベルタル、お前たまにイジるよな。止めてやれ。)
A「ギラティナと散歩に行ってもいいかな？もう寝れないし。」
イ(今回はオレを使わないのかよ……………。)
結局、Aはギラティナと朝の散歩に出掛けた。だけど、イベルタルもついて来る。
A「行かないんじゃなかったの？」
イ(気が変わった。)
A「気が変わったのね………(呆れ」
しばらく空中散歩を続けると、Aが口を開いた。
A「ねぇ、イベルタル、ギラティナ。何で私は生まれたのかな？何で人間なのかな？ ……………、分かんないよね、聞いても…………。」
イ(その話、この前聞いた。)
A「イベルタルは聞いたね、ゴメンゴメン(汗)」
ギ(神ポケモンとして、そして、伝説に語り継がれし存在として生まれたのかもな。私は反転世界の神として生きてきた。ソルガレオとルナアーラも伝説に語り継がれし存在。太陽の神と月の神………、神ポケモンとして生きている。Aはルナアーラとソルガレオにとって大切な存在だからな………。)
A「でも、星の神だったら何で人間なの？」
ギ(過去に何かされたんだろう。いつか真の力が解放されるまで祈るしかない、我々の力を持ってると言う事は、少しづつ戻り始めてるかもしれない。怖くなったら私達に話してもらいたい。Aを不安にさせたくないからな。)
A「ギラティナ………。」
神らしい口調で話しながら向こうを向いてるギラティナの表情が微笑みながら話してる…………、Aはそれを感じ取っていた。そして、掴んでいたギラティナの身体を抱きしめる。隣で飛んでいたイベルタルがギラティナ顔を覗く、やっぱりギラティナは微笑んでいた。
イ(優しいな………、お前。)
ギ(お前もだろ………。)