5,朱夏と桜 ページ8
二人て腰を掛けると、朱夏様がこちらへ向き直る。
朱夏:「父から少しだけお前のことを聞いていたが、本当に鬼族ではないのだな。」
桜:「はい、桜華族とヒカリ族の間に生まれた最後の生き残りです。」
朱夏:「桜華族？ヒカリ族？」
桜:「今はどちらの種族も既に滅びています。」
朱夏:「そうなのか…。」
桜:「朱夏様は二つの種族についてご存知ありますか？」
朱夏:「いや、初めて知った。
どんな能力を持つ種族なのだ？」
桜:「桜華族は美しい舞を得意とし、桜を自由自在に操り使うことができます。
ヒカリ族は治癒能力を持っており、傷や心を癒すことができます。」
朱夏:「そのような種族が存在していたのか。」
朱夏様が感心した、というように私の方を見つめた。
朱夏:「……そういえば先程、“美しい舞を得意とする”といっていたが、桜もできるのか？」
桜:「え？あ、いやぁ……母ほど上手くないので……。」
朱夏:「見てみたい！見せてくれぬか？」
桜:「えっと……あはは(^^;」
まさか見たいと言われるとは思わなかった。
すごく期待したいるような眼差しで私を見る朱夏様。
朱夏:「この通りだ。頼む！」
意外とぐいぐい来る人なのだろうか…。
まぁ、それはそれでいいけど。
桜:「わ、分かりました。今からお見せいたします。
見苦しいと思いましたらすぐにやめますので、そのときは言ってください。」
朱夏:「分かった！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
skyラビット(プロフ) - お静さん» コメントありがとうございます！考えに考えて続けることにしました！これからも自分のペースで頑張っていきたいと思います！ (2019年7月14日 11時) (
レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
お静(プロフ) - 自分で考えて小説を作るのは難しい事なのに書けるのは､すごい事だと思います!!なのに、消しちゃうなんて勿体ないと思います｡それに私もこのお話を読んで毎回面白いなと思っていたので消して欲しくないです。個人的な主張でごめんなさい (2019年7月8日 23時) (レス) id: 2027961273 (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - ルナ♪さん» ご意見ありがとうございます！今どうするか考え中ですのでお待ちくださいm(__)mこんな文章力のない私の作品を楽しみにしていてくださりありがとうございます！ (2019年7月8日 19時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ♪(プロフ) - え？！消しちゃうんですか？！私、部活でいじめられてて、帰ってきてからこの小説を見るのが楽しみだったんです！私は、消さない事を希望します！なんかよくわからない私情and長文失礼しました。 (2019年7月8日 19時) (レス) id: deeaf25e06 (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - アヤナさん» ご意見ありがとうございます！ (2019年7月8日 18時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：skyラビット | 作成日時：2019年4月14日 11時
