12,作戦 ページ15
桜は切り替えるように顔を上げ、目の前の民達を見る。
桜:「二人とも、私は民の皆を助けたい。協力してくれる?」
白秋:「ああ!」
玄冬:「勿論だ。」
大きく頷く二人を見ながら、仲間の心強さを実感しつつ桜はこの状況を打破するための作戦を伝え始める。
桜:「私の妖力で民の人達の邪気を祓うから、二人は民の人達を一ヶ所に集めてほしいの。
極力傷つけたくないから攻撃の威力は抑えてほしい。」
白秋:「攻撃の威力を抑える?やったことないからできるか分からねぇな。」
玄冬:「確かにお前はそういうことは苦手だろうな…。」
桜:「ま、まぁ、できる範囲でお願い(^^;
(いざってときには私の治癒能力があるからいいか。)」
そして三人はすぐに行動を起こした。
白秋と玄冬は民達を一ヶ所にまとめるべく、直接攻撃が当たらないように攻撃を仕掛ける。
操られた民達も黙っているわけもなく武器を振るう。
しかし、やはり流石と言うべきか二人はそんな民達からの攻撃を上手く受け流している。
徐々に民達は一ヶ所に追い詰められるような形で集められていく。
桜:(すごい!これなら…!)
すぐに作戦が上手くいきそうだ、そう思ったとき数人の民が白秋と玄冬の攻撃をすり抜け、朱夏の元へと武器を振り回しながら近づいていく。
桜:「朱夏に近づくな!」
桜は扇子を大きく扇ぎ、それほど威力が強くない桜吹雪で数人の民を一ヶ所に集められているその場所へ吹き飛ばした。
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skyラビット(プロフ) - お静さん» コメントありがとうございます!考えに考えて続けることにしました!これからも自分のペースで頑張っていきたいと思います! (2019年7月14日 11時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
お静(プロフ) - 自分で考えて小説を作るのは難しい事なのに書けるのは、すごい事だと思います!!なのに、消しちゃうなんて勿体ないと思います。それに私もこのお話を読んで毎回面白いなと思っていたので消して欲しくないです。個人的な主張でごめんなさい (2019年7月8日 23時) (レス) id: 2027961273 (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - ルナ♪さん» ご意見ありがとうございます!今どうするか考え中ですのでお待ちくださいm(__)mこんな文章力のない私の作品を楽しみにしていてくださりありがとうございます! (2019年7月8日 19時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ♪(プロフ) - え?!消しちゃうんですか?!私、部活でいじめられてて、帰ってきてからこの小説を見るのが楽しみだったんです!私は、消さない事を希望します!なんかよくわからない私情and長文失礼しました。 (2019年7月8日 19時) (レス) id: deeaf25e06 (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - アヤナさん» ご意見ありがとうございます! (2019年7月8日 18時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:skyラビット | 作成日時:2019年4月14日 11時