HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の恋路篇３ (ページ38)

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夢物語。ページ38

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数日後

〜原沢商店〜

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瀬ノ門との喧嘩から数日経った今日、
楓士雄から＂原沢商店集合！＂の連絡。

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久しぶりに幼馴染組が全員揃ったのだけれど、
マドカはボロボロな私と楓士雄を見て雷を落とした。

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マドカ「っはぁ！！？頭割られて？腹刺されそうになっただぁ！！？」

『肋骨死守したし…』

楓士雄「刺され＂そうになった＂な！？刺されてねぇから！」

マドカ「そういう問題じゃないわ！！！！楓士雄はまだしも、Aまで…！！！？」怒

楓士雄「っ、しょうがないだろ、ドカ…！！」汗

マドカ「あ"ぁ！？っだからｧ！！！ドカじゃねぇ、マドカだっつってんだろうがｧ！！！」激怒

『…』ｼｭﾝ

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心配から大激怒しているマドカを、
宥めるように真也が優しく肩に手を置く。

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真也「まぁ、いいじゃねぇか。ケリつけたんならよ」

正也「よくやったぞ！！楓士雄！！！」

楓士雄「っだよなぁ！！！」嬉

真也/正也「「おうっ！」」

マドカ「ったく…何かあってからじゃあ、遅いんだから！！！」

誠司/新太「「うんうん」」頷

『本当に…ごめんなさい』ﾍﾟｺｯ

楓士雄「…心配かけて、悪かった！」

正也「…っんで？瀬ノ門に中々強ｪ奴いたんだろ？」

楓士雄「っおう！傷が治り次第、またタイマンするわ」

正也「ｶｰｯ！いいねぇ！青春真っ只中！」

真也「俺らも昔は暴れ回ったよなぁ…」

マドカ「ちょーっとはマシになったけど、今も十分暴れ回ってるからね」ｼﾞﾄｯ

真也「ﾊﾊｯ…」苦笑

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6人といると、私は知らない＂幼馴染＂を感じられて
凄く懐かしいような暖かい気持ちになれる

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＂私がもし、皆と幼馴染だったら…＂を、
皆は唯一叶えてくれる存在かもしれない。

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