HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の恋路篇３ (ページ33)

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☆ ページ33

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サボテン「やってるじゃねーの。」ﾆﾔ

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サボテンらがさらに大勢の敵を引き連れて来た。

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有剣「おぉ…シダケンやったのはテメェだなｧ？」

サボテン「は？忘れたわｧ」ﾆﾔ

有剣「轟ちゃん、Aちゃん。…他頼むわ」

轟「ったく…A、無理するなよ。」

『ふふ、…了解。』

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有剣とサボテンとのタイマンの邪魔にならない様、
私と轟ちゃんで周りの敵の相手をする。

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…しかし、

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ﾊﾟﾘﾝｯ！！！

ﾄﾞｽｯ！！！！

轟「ゔぁっ…！！！」

『！？』

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敵も大半が倒れた頃、目の前で轟ちゃんが
空き瓶を頭に投げつけられ、改造バットで腹を殴られた。

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〈ﾊｯﾊﾊ！！！〉

『轟ちゃんっ…！！』

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慌てて駆け寄ると、頭から血を流している。

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『…、』ｸﾞｯ…

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轟ちゃんの血で模様ができた床、
ケタケタ笑う敵達に拳を握りしめた時

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ｶﾞｼｯ…

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まるで、＂行くな＂とでも言うように腕を掴まれた。

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(あーあ。死んだな、この人達)

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次第に般若の様な表情を浮かべた轟ちゃん

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轟「Aどいてろ、」

『ん。』

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それからの轟ちゃんは数十人の敵を一気に倒し、
気づいた時には私と轟ちゃんだけが立っている。

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『お疲れ様。』

轟「あぁ…怪我は、頭だけか？」

『うん。肋骨死守』ｸﾞｯﾄﾞ

轟「ﾌｯ…」

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