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「アーーーーーー!」


無駄なギターにデカイ声が響いた。




「何やってんでィ。テメェは子守唄担当だろうが。うるさくて眠れやしねェ。」



わかりやすく驚いてる彼女の元に、たどり着けば、この前の怯えた顔じゃなく、

眉をひそめ、俺を睨むような目つきだった。





「寝ようとしてたんですか。真選組は寝ちゃいけないの?」


「テメェらが暢気に暮らせるように24時間張ってんだよ。」


「そっか。いつもありがとうございます…。」




また小さくなってる女。特にすることもない。隣で寝転がった。





「あの、音出しても…」


「ちゃんとした歌じゃないと寝れねえんでィ。しけた歌は御免でさァ。」



唇を尖らせる女。
こいつはすぐ顔に出てわかりやすい。

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作者名:wake | 作成日時:2019年3月23日 17時

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