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「私、もう鬼なんて辞めたい。どうして私は鬼なの?」
「お兄ちゃんがもうAを鬼なんて呼ばせない世界にしてやる。待ってろ。」
「お兄ちゃんどこ行くの?また戦いに行くの?」
「お兄ちゃんは鬼という自分と戦ってる。Aも頑張れ。」
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「A!!!太陽を浴び続けなかった女が鬼の性質消滅したって!!」
「本当に!?」
「ああ、角さえ生えてなかった。」
「わかった!もう太陽なんて浴びない!」
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私の頭にはもう角なんて無くて、硬くて分厚い爪もない。
ただ、また陽を浴び続けたら戻ってしまうんだろうか。
怖い。
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作者名:wako | 作成日時:2019年3月12日 4時