日常5 ページ6
Aside
ゾワッ))
「っ;」
何だ？急に冷や汗が…
七海「薫衣くん、どうしました？」
「へっ？あ、いや、なんでもないです;」
七海「…では続けますよ」
緊張してるのか自分自身わからないけど、どちらにせよダメだ。
作戦に集中しないと…
七海「ここ最近の失踪者、変質者、窓による残穢の報告をまとめました。これである程度犯人のアジトが絞られます」
虎杖「おっし！！乗り込むか！！」
「いきなりかよ！;」
虎杖「だって絞られるんだろ？なら乗り込もう！」←
いやいやいや！！何言ってんだ悠仁！
「場所もまだ曖昧だし、敵の数も把握できてない。そんな中乗り込むとか無謀すぎ！;」
虎杖「ぅ…;」
七海「薫衣くんの言う通りですよ虎杖君。
君の作戦は愚策です」
虎杖「愚策って言い方酷くね！？;」
いや、酷くないよ悠仁…
自ら死にに行くような真似できるかってんだ;
七海「まだまだ"ある程度"です。私は調査を続けますので、虎杖君と薫衣君には別の仕事を」
虎杖/A「別の仕事？」
七海「映画館にいた少年…吉野順平。彼は被害者と同じ高校の同級生だそうです」
ピッとモニターに監視カメラの映像を映す。
そこには少年の走っている姿が映し出されていた。
その姿はまるで、何かを追いかけているように見える…
しかしこの表情…本当に事件現場に居合わせたのか？
この吉野くんって人、目の前で人が殺されたのに恐怖してる様子が一切ない。
ってことは＿＿
七海「薫衣君、この子から感じることは？」
・・・
えっ、俺に振る！？！？←
こんな薄い情報で、しかも映像から何か感じるかって…;
「こ、こればっかりは自信ないです…信憑性に欠けます;」
七海「構いません」
即答されたｯ
「この吉野くん、被害者達と仲良くなかったんじゃないかなぁと思いました程度で…」
七海「何故です？」
「え"ｯ」←
ちょ、この人わかってて質問してない！？;
こういうの気づきそうな人なのに！！
「仲良かったら勿論、知り合いじゃなくとも同じ学生がこんな殺され方を間近で見たんです…。
普通なら顔を青ざめるか、何かしら恐怖するハズです。
しかしそれが無いとなると、吉野くんにとってこの被害者達は"どうでもいい存在"なんじゃないかなって…」
虎杖「す、スゲー！A探偵みたいだな！！」
と、悠仁は目を輝かせる。
しかし肝心の七海さんは……
七海「そうですか」←
「それだけ！？」
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驟雨(プロフ) - なえさん» ありがとうございますｯ！！励みになります！ (2021年5月14日 15時) (
レス) id: e9ffa1a143 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます(^^)v (2021年5月13日 21時) (レス) id: 6b7be41b16 (このIDを非表示/違反報告)
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